新規登録

facebook アカウント登録 >
twitter アカウント登録 >
Email アカウント登録 >

ログイン

facebook >
twitter >
Email >

REPORT
【100歳まで楽しむエイジングQ&A】睡眠改善インストラクターに集団取材! 女子は快眠しにくい睡眠弱者!? キレイのための睡眠、教えて!

みなさんは毎日、満足のいく睡眠をとれていますか? 夜はなかなか寝付けず、朝起きるとカラダはだる〜い……。生理前にあらがえない睡魔が襲ってくる……。これってもしかして、いい睡眠が取れていないってこと!? エイジングが気になる女子部員が、睡眠改善インストラクターの鍛冶恵先生にさまざまなギモンをぶつけてみました! はたして、キレイと睡眠って関係あるのでしょうか。

(テキスト:女子部JAPAN(・v・)あり)

(取材協力:世界睡眠会議


お肌のゴールデンタイムは都市伝説!?

大事なのは時間帯でなく、深く眠ること!


鍛治先生:お肌のゴールデンタイムって、みなさん耳にしたことがありますよね。肌を美しく保つためには、午後10時から午前2時の睡眠が大事だといわれていますが、これは都市伝説なんですよ。





こばなみ:ええっ、ずっと信じていました!





鍛治先生:夜眠ると分泌される成長ホルモンには、カラダの成長や修復、脂肪分解、若さを保つ働きがあります。このホルモン、実は寝はじめのときの深いノンレム睡眠がきっかけで大量に分泌されるんです。つまり、時間帯とは関係がないんですね。



深部体温が下がって睡眠に入ったあとの、最初の深い睡眠をきっかけに成長ホルモンが分泌されるのがわかります。また、活動の準備をするコルチゾールというホルモンは、目覚めに向かって増加します。




さかい:何時に寝るかに関わらず、ぐっすり眠ればいいってことですね!





鍛治先生:ゴールデンタイムの話がいわれはじめた時代、人は午後10時台に寝ている人が現在よりも多かったこともあって、この時間帯がゴールデンタイムという俗説が定着してしまったんだと思います。


ところで、自然と眠くなる時間は、朝何時に起きているかによって決まるってご存じですか? 毎朝の起床時間の約16時間後に、自然と眠くなるように体内時計でコントロールされているんです。





あり:私の場合、毎朝6時半に起きているので、たしかに23時頃には眠くなります。その時間にきちんと眠れた日は、次の日もスッキリ起きられて寝不足を感じることがないように思います。





鍛治先生:朝目覚めたら、しっかりと太陽の光を浴びて体内時計をリセットさせることが大事。寝室は遮光カーテンなどで真っ暗にするのではなく、朝になると光が入ってくるようにすると、スムーズに目覚めることができますよ。




寝不足はダイエットの大敵!?

きれい&健康のカギは、睡眠のリズムにあり!


鍛治先生:睡眠にはリズムがあるのですが、実はカラダの中心部の体温リズム(=深部体温)と深く関係し、夕方から午後9時頃をピークに深部体温が下がりはじめることで眠りの準備に入ります。そして、明け方にかけて深部体温が徐々に上がってきて、活動の準備がはじまります。



さらに睡眠のリズムにともなって、ホルモンなど体内のさまざまなリズムが働きはじめるんです。すべてのリズムがきちんと整っていると、健康や美容にもとてもよいんですね。これがずれてしまうと、カラダやお肌に不調が出たり、生活習慣病につながることもあります。





あり:なるほど! 睡眠とホルモンには深い関係があるってことなんですね。





鍛治先生:睡眠がきちんととれていないと、女子にとってはうれしくないホルモンが増えてしまうことも。それは、グレリンという食欲増進ホルモン。睡眠が少ないと、食欲を抑えてくれるホルモンであるレプチンの分泌が減ってしまい、逆にグレリンがたくさん出てしまうんです。





部員さん:夜中って、なぜか食べちゃいますよね!





こばなみ:徹夜が続くと太ってしまうのも、これで納得です!!





鍛治先生:質のよい眠りが充分にとれていれば、レプチンが増えて痩せやすい体質になるんですね。





みなさん真剣に睡眠について質問しています!




40代は眠りの曲がり角!?

日中はアクティブに、夜は湯船でリラックス〜!


鍛治先生:お肌に曲がり角があるように、眠りにも曲がり角があります。それは40代半ばぐらい。つまり、眠りも年齢とともにも変化していくということです。20代や30代とは睡眠の構造や質が変わってきて、深い睡眠が少なくなってしまうんです。人は加齢とともに、日中の活動量や質が低下して、メリハリが少なくなってしまうのです。





部員さん:だから、歳を取ると朝早起きになるんですね!





鍛治先生:さらに女子の場合、毎月の生理や妊娠・出産、そして更年期がやってきて、カラダが次々と変化しますよね。男性に比べてカラダの変動が大きいため、女子は快眠弱者といわれているんですね。





あり:そんな中でも満足できる眠りを得るには、どうしたらいいんですか?





鍛治先生:いい睡眠には体温のリズムのメリハリが大切なのですが、それが女子にとっては厄介。女子は生理前の黄体ホルモンが出る時期は体温が高めなので、眠りにつくときに必要な体温の低下が起きにくくなってしまいます。その結果、夜はなかなか眠れなくて、翌日の日中に眠くなってしまう……。





こばなみ:だから、生理前ってやけに眠いし、カラダの調子が悪いんですね。





鍛冶先生:この時期は、なるべく日中はアクティブに活動したり、朝に太陽の光を浴びたり、生活リズムにメリハリをつけるように心がけてみてください。


また、寝つきをよくするには、ゆっくりお風呂に浸かることもおすすめですよ。一度上がった体温は必ず下がるので、この時に自然と眠くなるんです。また、足が冷えて眠れないときは、足先だけでも足湯をするといいです!


ほかにも、更年期などでホルモンのバランスが乱れると、汗をかいたり、火照りなどで眠れないという声も多くあります。体温の上り下がりを妨げないような寝具を使うなど、睡眠環境を整えてみるのもひとつの手ですね。



深い眠りは成長ホルモンを大量分泌!?

いい睡眠が、女子を美しくする!

男性と比べて、女性ホルモンのサイクルに支配されている女子は、いい睡眠が得にくい睡眠弱者だったとは! 今回の集団取材、私たちの睡眠を見直すいい機会になりました。質のいい睡眠を毎日とることができれば、成長ホルモンがしっかりと分泌されたり、食欲を抑えてくれたり、女子のカラダにもお肌にもいいことがいっぱい。そのためには、日中に軽い運動をしたり、眠る前にはお風呂や足湯でリラックスしたり、朝は太陽の光をしっかり浴びるなど、メリハリのある生活が大切です。何より、朝スッキリ目覚められると、そこからはじまる一日も気分よくスタートできるはず。女子がキレイでいるためには、睡眠は切っても切れないもの。だったら、なるべくよい睡眠を充分にとって、毎日を快適で気持ちよく過ごしたいものです。



睡眠改善インストラクター 鍛治恵先生

寝具メーカー・ロフテーの研究部門に在籍中、睡眠文化に関する調査や研究企画立案、睡眠文化フォーラムなどのコーディネーションを行なう。2006年、睡眠改善インストラクターに。2009年、ロフテー株式会社を退社しフリーに転身。2010年、NPO睡眠文化研究会を立ち上げる。現在、連載コラムや雑誌などの取材で睡眠に関する情報を発信。研究者とメーカーとのコーディネートなども行う。2017年、睡眠健康指導士上級認定。

鍛治恵オフィシャルサイト http://sleepculture.net/dorm/index 
NPO睡眠文化研究会オフィシャルサイト http://sleepculture.net/ 


取材協力 世界睡眠会議


このエントリーをはてなブックマークに追加
画像UP


×