【スマホ決済検証⑤】ファッション系に強い! dユーザならAmazonでおトク! 「d払い」を使ってみた

今回ご紹介するコード決済サービスは、NTTドコモが提供する「d払い」。「○○ペイ」など、語尾にペイがつくサービスがひしめくなか、「払い」のネーミングを選んだあたりに日本の古株IT系グループらしさを感じます。さて、その使い心地は? 20年超の古株ドコモユーザー、編集部員・たけだがレポートします。
(テキスト:女子部JAPAN(・v・)たけだ)
ファッション、家電、ドラッグストア……d払いは使えるお店が豊富! ドコモユーザーならAmazonでも!
私が「d払い」をはじめて使ったのは、2018年の年末。ちょうど世の中がPayPayの第一弾「100億円あげちゃうキャンペーン」にざわついていた頃でした。あっちがソフトバンク系のスマホでオトクになるなら、こっちのドコモユーザーにもオトクなサービスはないのか……と、発見したのが「d払い」! もちろん、ドコモユーザーでなくてもおトクに使えます。
数カ月使ってみて、「便利だな」「オトクだな」「よさそうだな」と思ったのはこちら。
●ポイントの重ね取り&お得なキャンペーンが続々!
コード決済サービス全般の魅力であるポイント重ね取り。「d払い」では、街の店舗では利用料金200円で1ポイント、ネットショップなら100円で1ポイントのdポイントが還元されます。
「d払い」で設定できる支払い方法は、クレジットカード決済か、ドコモユーザーのみ選べる電話料金合算払い。電話料金合算払いを選んでも、ケータイの料金をクレジットカード払いにしているなら、クレジットカードのポイントと「d払い」のポイントを二重取りできるはず。
さらに、あの手この手でいろいろなポイントアップキャンペーンを行っている「d払い」。ちなみに私は一時、2つのキャンペーンを掛け合わせて、Amazonでのお買い物なら35%ほどのポイントバック状態になりました!
●ファッション系の対応店舗がたくさん!
「URBAN RESEARCH」「UNITED ARROWS」「koe」そして「タカシマヤ」などのショップで使えるほか、ネットショッピングなら加えて「FLAG SHOP」「BEAMS」「nano UNIVERSE」などでも使えます。
●ドコモユーザーならAmazonでも使える!
「d払い」で支払えば、Amazon独自のAmazonポイントとは別に、dポイントもゲット。さらに、Amazon×「d払い」では、定期的にオトクなキャンペーンを行っているみたいなので要チェックです。
そのほか、「エディオン」「K’sデンキ」「コジマ」「ビックカメラ」などの家電量販店や「メルカリ」「カルディコーヒーファーム公式オンラインショップ」「セブン&アイの通販サイト オムニ7」「ムビチケ」など、使えるお店がバラエティに富んでるところが、「d払い」の魅力。
・使える街のお店はこちら
・使えるネットショップはこちら
●「dポイント」対応店舗で、還元された「dポイント」が使える!
オトクなキャンペーンで還元された「d払い」のポイントは、期間限定であることが多いため、使い切れるか少し不安でした。でも、「d払い」のポイントは、「dポイント」なので、例えば、スーパーの「ライフ」や「マクドナルド」など、「d払い」には対応していないけど「dポイント」は使えるというお店でも使えます。
「d払い」のアプリのトップ画面下の鳥(「ポインコ」)のイラストをタップすれば、モバイルdポイントカードのバーコードが表示されて「dポイント」で支払うことが可能。「期限間近になればライフへGO!」を合い言葉に、貯まったポイントも上手に活用していこうと思います!
アプリをダウンロードして、いざ「d払い」をスタート!
ダウンロードした「d払い」アプリを使い始めるのは、ドコモユーザーなら超簡単。spモード接続にした状態でアプリを立ち上げ、4桁の「spモードパスワード」を入力すればOK。
それ以外の場合は「dアカウント」が必要です。「dアカウント」とは、ドコモが提供する「dマガジン」「dミュージック」「dショッピング」など、ドコモのサービスを利用するためのアカウント(ID&パスワード)。
ドコモユーザーや「dマガジン」などのサービスを利用している人は、すでに発行済みのはず。まだの人は、ログイン画面の下の方にある「dアカウントを発行する」ボタンをタップ!
「dアカウント」ができたら、アプリのログイン画面から「dアカウント」のIDとパスワードを入力!
メニューバーの「設定」をタップして、お支払い方法を設定します。ドコモユーザー以外はクレジットカード払いの一択なので、クレジットカード情報を登録。クレジットカード番号、有効期限などを入力します。
ここで気をつけておきたいのが、予めクレジットカードの「本人認証サービス」を設定しているクレジットカードが必要だということ。まだの人は、お持ちのクレジットカードのサイトなどで登録しておきましょう。
ドコモユーザーなら電話料金合算払いかクレジットカードかを選択。Amazonで使いたいなら、「電話料金合算払い」を。また、電話料金合算払いの場合は、ユーザーの状況によって異なりますが、毎月の使用上限は最大10万円になります。使いすぎを防ぐために、自分で毎月の使用上限を設定することもできます。
クレジットカードや電話料金合算払いの登録ができたら、あとは使うだけ! 店頭での会計時に、「d払いで!」と店員さんに告げ、バーコードやQRコードをかざすだけで、簡単にお支払いできます。
QRコードを読み込むタイプの店舗では、トップ画面右上にあるバーコードアイコンをタップ。店頭のQRコードを読み込んで、金額を自分で入力して決済します。
ネットショップでの買い物は、「d払い」のキャンペーンでポイントどっさり!
使えるネットショッピングのお店が多い「d払い」。ネットショッピングでクレジットカード決済をしている人も多いと思いますが、クレジットカード番号などの入力が面倒なときはありませんか? 「d払い」なら、お支払い方法で選択すればスムーズに決済完了できて、さらにdポイントも貯まるのでおトクです。
例えば、「UNITED ARROWS」のネットショップでお買い物するなら……
買いたいアイテムを選んで、決済へ。
住所など必要事項を入力したら、お支払い方法で「d払い」を選択。
「d払い」の決済画面が出てきて、いざお支払い。ドコモユーザーの場合は、4桁の「spパスワード」を入力すれば決済完了。かなりスムーズで時短な印象です。
*ドコモユーザー以外なら、ドコモID・パスワードを入力します。
「d払い」はいろいろなキャンペーンを実施していますが、毎月定期的に行っているのが「金土曜日なら!dポイントが必ず3倍 最大6倍」のキャンペーン(2019年4月時点)。
ネットショップを使うなら、金曜日と土曜日を狙ってオトクにお買い物したいですね!
ドコモユーザーがAmazonで使う際は、事前に設定が必要!
ドコモユーザーで「dアカウント」をすでに持っていた私が、「d払い」で一番戸惑ったのがAmazonでの使用設定。一般的なネットショップは、お支払いのとき「d払い」を選択すれば良いのですが、Amazonの場合は事前に設定が必要です。
Amazonのアプリやサイトでロングインしたあと、メニューバーから「お支払い方法の管理」を選択。(私の場合は、すでに「docomo(個人用)携帯決済」が登録されています)
「お支払い方法を追加」をタップして、「続行」をタップ。
「sp」モードのパスワードを入力して承認をすれば、登録完了です。
Amazon×「d払い」は、大きなキャンペーンが多いので、Amazonユーザーの方はぜひ利用してみてください。
ちなみに、過去の買い物の履歴は「d払い」アプリのメニューバーの「ご利用履歴/限度額設定変更」をタップすれば、かんたんに確認できます。
私の場合は、簡単にお買い物できるだけに、キャンペーンにつられてつい買いすぎてしまわないように、都度チェックするように心がけています。
PayPayなどは20%還元で話題になりましたが、「d払い」でも2019年4月24日〜5月7日までは「+20% dポイント還元」のキャンペーンを開催。はじめて「d払い」のアプリを設定して、1080円(税込)以上使うと、1,000ポイントもらえるキャンペーンも開催するとのこと。
いずれ買わなくてはいけない消耗品や日用品は、おトクなキャンペーンを利用して上手に買い込んでおいて、貯まったポイントでちょっとした自分へのご褒美に使うのが、最近の私の楽しみです。よかったら、連休中など時間に余裕のあるときに、コード決済デビューしてみませんか?
※本記事の内容は2019年4月現在の情報です。サービスなどの内容は変更になっている場合があります。
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