消費税10%を迎え撃つ! わたしの選んだキャッシュレス① 還元率20%、みずほWallet「Smart Debit」

2019年10月1日から10%に増税された消費税。お酒以外の食料品は軽減税率が適用されるとはいえ、日用品や衣服、外食などで例えば毎月5万円使っているとしたら、消費税が2%増えるだけで1000円の支出アップ。年間で考えると、チリツモでけっこうな痛手です。
その増税対策の1つとしてはじまったのが、「キャッシュレス・消費者関連事業」。対象店舗で、キャッシュレスで買い物をするとポイント還元(2%または5%)が受けられるという制度です。
さらに、各キャッシュレスサービスが、それぞれ独自の還元ポイントキャンペーンなどを打ち出していたりして、どれをどう使いこなせばよいか、とにかく分かりにくい!
ということで、女子部JAPAN(・v・)の編集部員が、それぞれのライフスタイルや好みに合わせて選んだキャッシュレスの使い方について、モデルケースとしてご紹介していきます。
まずは、編集部だけだが選んだキャッシュレス、QUICPay+(クイックペイ+)対応店舗で使える、みずほWalletの「Smart Debit」をレビューします。
(テキスト:女子部JAPAN(・v・) たけだ)
ネット通販はクレジットカード決済、店頭ではみずほWalletの「Smart Debit」をメインに。
キャッシュレスとひと口に言っても
- クレジットカード
- デビットカード
- 電子マネー(Suicaやnanacoなど)
- スマホのコード決済
など、いろいろな種類がありますよね。さらにそれぞれのサービスが独自のポイント還元システムを打ち出していたり、全部を理解して使いこなそうと思うとかなり大変。
ふだん、ネット通販がメインのわたしは、店頭で支払いをする機会が意外と少ないのですが、しばらくは還元率の高いみずほWalletの「Smart Debit」を優先して使っていこうと決めました。
<わたしのライフスタイル>
●食品は生協、日用品などは楽天やAmazonなどのネット通販がメイン
●たまにスーパーやコンビニ、ドラッグストアで食品や日用品を買い足し
●お酒が好きなので週末は飲みながら外食する機会が増えがち
<キャッシュレスのマイルール>
●ネット通販はこれまで同様クレジットカードで
●QUICPay+が使えるお店では、還元率20%(2019年12月15日まで)のみずほWallet「Smart Debit」を優先(主にコンビニ、ドラッグストア、外食など)
●スーパーに行くときは、地元で見つけた「キャッスレス・消費者関連事業」の5%のお店で「PayPay」で支払う(2019年11月30日まで、まちかどペイペイキャンペーンで合計10%還元に)
●そのほか、大きな買い物をするときは、その都度どのキャッシュレスがおトクか調べる
デビット形式のスマホ決済サービス、みずほWalletの「Smart Debit」とは?
わたしがみずほWalletの「Smart Debit」を選んだのは、20%の還元キャンペーンに惹かれたという単純明快な理由です。
みずほWalletのアプリから、みずほ銀行のスマホデビット「Smart Debit」を発行して利用することで、利用金額の20%が最大1万円まで、もれなくキャッシュバックされるというものです(2019年12月15日まで)。
つまり、12月15日までに「Smart Debit」で5万円(税込)を使えば、1万円が2020年の3月下旬ころにキャッシュバックされます。
これまで実施された、PayPayやLINE Payの20%還元キャンペーンに躍らされ、すっかり「20%ぐらい還元されないとおトクじゃない!」という意識が根付いてしまったようです(笑)。
私はもともとみずほ銀行の預金口座をもっているので、さっそく「みずほWallet」のアプリをダウンロードして、「Smart Debit」を発行してみました。
「Smart Debit」は、店頭の支払い端末にかざして使う、コンタクトレスタイプのスマホ決済サービス。Suicaやnanacoカードを「ピッ」とかざすように、スマホを自分でかざして使うイメージですね。
QUICPay+が使えるお店で支払時に「QUICPayで!」と伝えて使います。
使ったぶんは、みずほ銀行の口座からすぐに引き落とされるデビット形式。クレジットカードのように後でまとめて請求されるのではなく、その都度口座からお金が減っていくので、現金に近い感覚で管理できそうです。
こちらがみずほWalletアプリの口座明細画面。「SMART DEBIT」の記載があるものが、「Smart Debit」で支払ったものです。コンビニやウエルシア薬局での買い物に使いました。
みずほ銀行の預金口座をもっていれば、はじめるのは比較的かんたん。
みずほウォレットの「Smart Debit」をはじめるには、みずほ銀行の預金口座を持っている必要があります。
すでに口座を持っているわたしは、スムーズに登録できました。
<Step 1>みずほWalletのアプリをダウンロード
<Step 2>「Smart Debit」を発行
ダウンロードしたアプリを開いて、口座情報を紐づけていきます。(iPhoneでの設定をご紹介)
<「Smart Debit」を発行する>をタップして、次の画面に進みます。
画面に従って、口座情報や氏名、携帯番号などを入力していきます。
少し面倒なのが、「ネット口座振り替え受付サービス」へのログイン。画面に記載されているように、みずほダイレクト(ネットバンキング)を使っているかどうかで、入力する項目が異なってきます。
無事にログインできれば登録は完了です。
<Step 3>キャンペーンにエントリー
20%還元キャンペーンはエントリー制なので、エントリーする手順をお忘れなく。
みずほWalletのアプリを開いて、右上にある「i」のボタンをタップ。
<ご利用明細照会>をタップ。
<キャンペーンの登録・参加状況の紹介>をタップ。
キャンペーンを選んで<キャンペーンに参加>ボタンをタップ。20%のキャッシュバック以外にも、いろいろなキャンペーンを展開しているので、チェックしてみてください。
「QUICPay+」対応店舗で、「QUICPayで!」と伝えてピッとお支払い!
初期登録が完了したら、QUICPay+が使えるお店で使うだけ。
お支払い時に、「みずほWallet」のアプリを起ち上げ、「Smart Debit」のカード画像をタップすれば、Apple PayのWalletが自動的に立ち上がります。
ちなみに、QUICPayが使える店舗には、「QUICPay」の加盟店と「QUICPay+」の加盟店の2種類があります。
●「QUICPay」:クレジットカード支払いに指定したQUICPayのみ利用可能。1回当たり2万円(税込)まで。
●「QUICPay+」:今回ご紹介した「Smart Debit」など、Apple PayやGoogle Payのサービスにも対応。1回当たり2万円(税込)を超える支払いも可能(上限金額は利用店舗や使用カードによって異なる)。
どこでいくら使ったは、みずほWalletアプリのホーム画面下の<口座明細>ボタンからも確認できますが、「i」マークをタップして、<ご利用明細照会>をタップして進めば、さらに細かい明細を確認できるので便利です。
1万円のキャッシュバックを楽しみに、上限5万円まで使いきりたい!
QUICPay+対応店舗は、最寄り駅や現在地を指定して、マップ上で検索することもできます。よくチェックしてみると、使えるお店一覧に記載されている以外の店舗でも使える場合があるので要チェック。
スーパーでは、イトーヨーカドーやイオン系、オーケーなどもQUICPay+に対応しているそう。うちの近所にはないので残念です。一方、ウエルシア薬局、ココカラファインなど、ドラッグストアの対応店舗はわたし的にはよく使うお店ばかりなので嬉しいです。
あとは、ヨドバシカメラやビックカメラなどの家電量販店やタクシーなどでも使えます。ディズニーリゾートやUSJ、富士急ハイランドなどのレジャー系も対応しているのもおもしろいですね(たぶん行かないけど……)。
とはいえ、20%還元を目当てに余計な出費が増えてしまっては、本末転倒。ふだんのお買い物をベースに、使える場所では使っていくというスタンスで、結果的にキャンペーン上限の1万円キャッシュバックを目指したいと思います!
ちなみにわたしは、「みずほWallet」の上限まで使い終わったら、JCBカードの同じく20%還元×QUICPay+のキャンペーンを利用しようと思っています。みなさんもご一緒にいかがですか?