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ただのポリ袋じゃない! 万一に備えておきたい『アイラップ』、サメ部長に突撃インタビュー

こんにちは。女子部JAPAN(・v・)のおぜきです。

3月11日。東日本大震災から9年が経とうとしています。

地震大国日本と言われていますが、ここ数年は地震のみならず、大雨や台風による強風の被害など、さまざまな自然災害が猛威をふるい、そのたびに日頃の備えの重要性に気づかされます。

今回は、そんな万一の場合に備えておきたいポリ袋『アイラップ』について、製造元の岩谷マテリアル株式会社さんにお話をお伺いしました。

昨年の台風の際、ポリ袋調理にとても便利だとSNS上で話題となった『アイラップ』、みなさんご存知でしょうか?

お恥ずかしながら私は編集部で話題になるまで知らなかったのですが、山形県や新潟県、富山県などの日本海側での知名度はかなり高いそう。一体どんなポリ袋なのか、どんな使い方があるのか、その秘密に迫ってきます!

(テキスト:女子部JAPAN(・v・)おぜき)

「ポリ袋=アイラップ」というぐらい、愛用されている地域も!
 

アイラップさん(中の人)は非公開のため、代わりにサメ部長が写ってくれました。

ともい:2019年の台風の際、SNS上で「『アイラップ』が調理でとても便利」という話題を目にして、ものすごく気になっていました。まずはアイラップの歴史を教えてください。

 

アイラップさん:アイラップは44年前に、食品の保存や冷凍、湯煎での解凍や温め、電子レンジでの解凍などに使えるポリ袋として発売されました。今は日本海側でよく使われているというイメージが強いかもしれませんが、もともとは全国展開をしていたんです。

徐々に販売を縮小化した結果、日本海側のシェア率が高い状況に。新潟、石川、山形、富山、福井の5県のシェア率が高く、それらの地域では「ポリ袋=アイラップ」と言われるくらい浸透しています。

ともい:「ステープラー=ホッチキス」みたいなことですね!? 商品名がものの名前になるぐらい、生活に欠かせないものになっているんですね。

 

アイラップさん:そうなんです。スーパーの棚に、このオレンジの三角パッケージがずらっと並んでますよ(笑)。

以前はその一部の地域以外ではなかなか見かける機会はなかったかと思いますが、SNSでボヤいたことでバズり、メディアなどでも取り上げられる機会が増えました。最近は都内のスーパーなどでも見かける機会が増えたと思います。

 

非常用のアイテムとして、一家に1箱!

おぜき:ネット上では、アイラップを使った調理レシピがいろいろと紹介されて、盛り上がっていますよね。

 

アイラップさん:…………実は、アイラップはそういった調理用の袋ではないんです。だから、弊社としてはアイラップでの調理について、基本的に発信していません。レシピ集などのご要望もたくさんいただくのですが、そういったことも予定しておりません。

おぜき:えっ!? そうなんですね!ネット上では、レンジを使って卵サラダを作ったり、アイラップを使ったレシピがたくさん見受けられましたが、それらも公式の紹介という形ではないんですね。

アイラップさん:はい。発売当初から、あくまで“食品の温めと解凍”ができる商品として売り出してはいますが、もともと調理を目的として開発されたものではないという点は、みなさんにご理解いただきたいんです。

注意事項等を守ってご利用いただく上で温めはできますが、もともと調理を目的としたポリ袋として作られていないんです。このあたりはなかなか分かりにくい部分でもあるんですが…。

とは言っても、40年以上使っていただいている歴史のなかで、さまざまな使い方をされるようになってきたという流れがあります。一般の方はもちろん、自衛隊の方や赤十字の方など、特に山形の赤十字さんなどでは、定期的にアイラップを使った非常食作り(お米の炊き方)などの発信をしていただいています。

最近になって、ポリ袋で時短できるパッククッキングがSNSなどで注目をあびるようになり、以前から湯煎などで使われていたアイラップにもあらためて注目が集まったという流れですね。

おぜき:非常時にアイラップがあれば、一般的なポリ袋として利用できるのはもちろん、少ないお湯と火力で、複数の食材をゆでたり、食品をレンジで温めたり、幅広い場面で活用できるわけですね。まさに一家に1パック、いざという時のためにさっそく備えておきたいです!

ともい:YouTubeやTwitterなどのSNSを見ると、サラダチキンや卵サラダ、カレーや生姜焼きなどのレシピもあって、最初に見たときはこんなことまでできるのかと驚きました。

 

アイラップさん:たくさんの方にご利用いただいているようで嬉しいですね。こちらから積極的に調理法を発信することはできませんが、一般の方が上げていただいた記事をリツイートさせていただいたり、間違った使い方をされている場合は注意喚起させていただいたりもしています。一般の方にとっては、アイラップがいろんな使い方ができるということを知れるのは、とても有用だと思います。最近では災害時への意識も特に高まっていますから。

北海道地震の際には、アイラップを使った炊飯の仕方をTwitterにあげさせていただきました。記事をみたフォロワーさんから、「電気もきていない真っ暗な状況で、温かいご飯が食べられました」というお声もいただきました。社内でも時代や需要に即した使用法にも、(可能な範囲で)対応していかなければいけないと意識も変わりつつあり、今後の課題のひとつです。防災観点からも備蓄品として一箱は常備しておいてほしいと発信しています。

アイラップさんのTwitterはこちら

 

“ポリ袋”調理をするときに、注意することは?

 

おぜき:アイラップ使用の際の注意点があれば、教えてください。 

 

アイラップさん:基本的に、使用の際はパッケージに記載されている注意点をしっかりと読み、正しい使い方をしていただければと思います。湯煎をする時は空気を抜いて、鍋肌に触れないように必ず耐熱皿を敷いてください。電子レンジ利用の場合は、空気の逃げ場を作るように袋は結ばず、ねじるか畳むかして必ず耐熱皿を敷いて利用してください。

<使用上の注意>

・火や高熱のそばに置かない

・オーブンなどの高熱器具は絶対に使用しない

・電子レンジなどで加熱する場合、120℃以上になると破袋・溶融する危険がある

・電子レンジなどで加熱する場合は密封しない

・電子レンジで使用する場合は直接レンジ内に入れず、必ず耐熱皿にのせて使用する

 

アイラップさん:ポリ袋調理の‟ポリ袋”とひと口に言っても、種類はさまざまであり性能も異なります。大きく分けて「高密度ポリエチレン」と「低密度ポリエチレン」の2種類があり、

「高密度ポリエチレン」は、シャカシャカして半透明のもの。一般的にはスーパーのロール式の袋が有名ですが、業務用は薄く耐熱性はありません。

「低密度ポリエチレン」は、お魚やさんなどで使われている柔らかい透明のもの。こちらは湯煎などには向いていません。

おぜき:ポリ袋と言ってもすべてが同じわけではないんですね。

 

アイラップさん:そうなんです。高密度ポリエチレンも、製品によって耐熱温度も異なるため、使用の際は必ず記載されている耐熱温度や注意事項を読んでから使用していただきたいと思います。『アイラップ』の耐熱温度は―30度~120度です。


ともい:アイラップで冷凍すると、食材がパラパラのまま解凍できると聞いたのですが?
 
 
アイラップさん:“アイラップパラパラ説”ですね。こちらもフォロワーさんが発見してくれたものなのですが、アイラップで野菜などを冷凍すると、解凍する際素材同士がくっつかずにパラパラのまま解凍できるというものです。私も実際試してみましたが、確かにパラパラになりました。
 

おぜき:ほうれん草やネギなどを冷凍したい時にとても便利ですね!
 
 
 
アイラップさん:そうなんです。でもなぜかは分からないんですけどね(笑)
仮説はありますが、科学的に検証するまでにはいたっていません。
 
 
小さなアイラップ『小さなふくろ』・『おにぎりぽっけ』もラインナップ

ともい:新商品などはありますか?

 

アイラップさん:使いかけ保存にピッタリな、ちょっと小さなアイラップ『小さなふくろ』が主婦の太鼓判シリーズで発売されました。

おぜき:主婦の太鼓判シリーズとは?

 


アイラップさん:実際に主婦の方の声をもとに誕生した製品のシリーズとなります。

  

アイラップさん:スライスした食パン1枚がちょうど入るサイズなので、ちょっと高級な食パンを購入した際などはこちらを使って冷凍しておくと、より美味しさを逃すことなく冷凍できるのでおすすめです。

こちらも主婦の声から誕生した『おにぎりぽっけ』。「素手でおにぎりを握るのは食中毒などが心配」という声から生まれた、専用シートにごはんを入れて握るだけでおにぎりがキレイにできちゃうポケットシートです。

おぜき:最近は人が握ったおにぎりを食べられないという人も増えていると聞きます。どちらも実用性の高い製品ですね!

本日はお忙しい中ご協力ありがとうございました。

 

最後は、今日登場いただいた製品たちと一緒に本社前で記念撮影させていただきました。

岩谷マテリアル㈱さん、ご協力ありがとうございました!

第2弾は、実際にアイラップを使っての簡単調理!そちらの記事もあわせてご覧くださいね!

 

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