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【のぼり坂47】#15 隠岐島の観光を女性目線でプロデュース! 「ロマンティック愛ランド実行委員会」

日本全国でがんばっている女性を紹介する「のぼり坂47」プロジェクト。今回は、隠岐島の女性向けの観光プロデュースをしている「ロマンティック愛ランド実行委員会」の澤井藍さんに聞きました。

隠岐島を都会の大人女子が行きたくなるようなロマンティックな島へ!

「ロマンティック愛ランド実行委員会」は、隠岐を女性に楽しんでもらえる島にすべく、隠岐4島の観光事務所で働く20〜40代の女性たちが「島娘-shima.co-」として観光をプロデュースしています。

隠岐諸島は、島根半島から約40~80キロの距離にある4つの大きな有人島です。合計で2万人ほどが暮らしている島々で、2015年には隠岐ユネスコ世界ジオパークに認定されるほど、貴重な地質や自然を有する島。歴史も古く、隠岐伝統の牛突きや隠岐古典相撲が有名です。

隠岐へ観光に来る方々は、日本国内の旅行に行き尽くして「あとは隠岐だけ」という人や、昔の離島ブームで訪れた島を懐かしんで訪れるシニア世代のお客さまが半分以上で若い世代の方はあまり来ていませんでした。もっと自分たちと同世代の方にも来てもらいたい、都会の大人女子が行ってみたくなるような、ロマンティックな島にしたい、という想いで活動しています。

私たち「島娘-shima.co-」が行っているのは、島の中で見つけた魅力的な素材を、女性目線でより素敵に、楽しい商品にすること。具体的には、旅行プランの企画やお土産パッケージのプロデュース、島についての情報発信などです。

たとえば、地元の和菓子屋さんの「さざえ最中」。かわいい形をしているのですが、既成品の箱に入ってしまうとそれが伝わらず、「もったいない!」と思っていたんです。
そこで、島娘が和菓子屋さんとデザイナーさんとを取り持ち、パッと女性の目を引くデザインパッケージを作成しました。
当初は、パッケージにお金がかかり、商品代が上がってしまう不安があったようですが、販売数は右肩上がり。今では隠岐を代表するお土産のひとつになっています。

ほかにも、摩天崖から国賀浜までを下り降りる「天空ウォーキング」の旅行プランや、島の大自然のなかでカフェタイムを気軽に楽しんでもらう「そとカフェ」グッズのレンタル販売、雨の日でも島で遊べる「雨娘グッズ」(かわいいレインコートとレインブーツ)の無料貸出を企画。

メンバーがほぼ女性だけになったことが、今の活動につながる転機に

私たちの活動のきっかけは、「隠岐にいる若者たちで若者を呼べるように」と、隠岐の観光に携わる人たちからの呼びかけで、2008年に「ロマンティック愛ランド実行委員会」という組織ができたことです。

当初は、観光協会の職員やホテルスタッフなど20代の男女で構成されていました。当時、出雲大社の縁結びブームもあったので、若いカップルをターゲットに、島を「縁結び」スポットとして売り出そうと活動していたんです。
しかし、出雲大社ブランドの前では、隠岐島はかすむばかりで、結局定着せず…。ただ、同年代の観光事業者との島を超えた交流が新鮮で楽しく、サークル活動のように楽しんでいました。

次第に、メンバーがほぼ女性のみに。
ちょうどそのタイミングで、女子旅や山ガールが流行。私たちの活動も「縁結び」ではなく、「島ガール、女子旅」にシフトし、本格的に旅行の商品開発を行うようになりました。

そこで意識したことは、私たちが普段から感じている「いいなぁ」、「好きだなぁ」と思えるものを旅行商品にすること。
「縁結び」を切り口にしていたときは、島にはない縁結びスポットをこじつけて作り出そうとしていたんです。でも、ないものをあるように取り繕っても長続きしない!

私たちが商品化したもののひとつが、隠岐を代表する観光名所でもある西ノ島の摩天崖を歩く「天空ウォーキング」です。
実際にメンバーで体験して感じたのは、真っ青な海と空を見ながら雄大な摩天崖をゆっくり自分の足で歩く爽快感! 自分たちが楽しいと思ったものは、同年代の女性にも楽しんでもらえると思い企画したのですが、今では、同世代はもちろん、幅広い世代にも楽しんでいただける旅行プランになりました。

そこからいろいろと活動の幅や旅行商品の企画も増えたころ、当初のメンバーが30代、40代に突入。「私たち島ガールが考える女子旅」をコンセプトに活動していましたが、自分たちのことを「ガール」と呼ぶのに違和感を覚え、立ち位置を考えるようになりました。

そこでイメージしたのが、島でたくましく生きる女性たち。
娯楽の少ない田舎暮らしのなかで、ちょっとしたトキメキを見つけたり、創り出したりして楽しく暮らす術は、子どもたちからおばあちゃんまで、時代・世代を超えて島の女性たちに息づいています。

私たちもそんな島の女性の一員でありたい。そして、もっともっと島の楽しみ方を見つけていきたいとの思いから、「島娘-shima.co-」として再スタートしました。

若い女性から、お母さん、おばあちゃんに至るまで、みんな「島娘」。
「島娘」のイメージ写真には、若いメンバーやメンバーの子どもたちと一緒に撮影して、幅広い世代の女性に隠岐に興味を持ってもらえるようにしています。

島で暮らす女性と島を旅する女性をつなぐ存在になりたい!

「ロマンティック愛ランド実行委員会」は、観光・旅行を通じて、島で暮らす女性と島を旅する女性をつなぐ存在になりたいと思っています。

島を旅する女性には、忙しい現実から少しのあいだ離れてロマンティックで特別な時間を過ごしてほしい。そして、島娘と交流することで、自分の生き方を見つめ直すような時間が生まれたり、島を好きになったりしてほしい。
一方で、島で暮らす女性には、島で楽しく暮らすその生き方や自分たちが暮らすこの島を誇りに思ってほしい。

島で暮らす女性と、島を旅する女性が交わることで、何か新しくて、楽しいことが生まれる予感がしているんです。
だから、この女性たちが交流できる場所が作れるよう、私たちが旅行プランなど企画を立てて行きたいと考えています。

★好きな言葉★

日々是好日

毎日を楽しく、ごきげんに過ごしたいという言葉が、島娘のイメージにピッタリなんです!

住んでいる場所や世代がちがっても、同じ女性だからこそ共感し合えるトキメキはきっとあります。
だから私たちは、女性たちをつなぐ架け橋となり、女性が楽しく暮らせる・過ごせる島にするために、観光従事者だけではなく、島で暮らすたくさんの、ごきげんな「島娘」たちと一緒に活動していけるようになりたいと思っています。

 

 

隠岐島の女性向けの観光プロデュースをしている「ロマンティック愛ランド実行委員会

女性目線で、隠岐島の魅力を伝えるため、旅行プランの企画やおみやげパッケージプロデュース、Webサイトでの情報発信などを行い、女性にも楽しんでもらえるようなロマンティックな島にすべく活動しています。

 

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