リモートワークは、チャイムの音で起立・礼! 編集部3人でチャイムアプリを使ってみました

『学校チャイム』アプリは、学校のチャイム音を指定の時刻に鳴らすことができるアプリ。懐かしいチャイム音を聞きながら、規則正しい生活を送れるかも!?
こちらのアプリには、小学校から大学、会社の一般的なスケジュールがデフォルトとして設定されています。
使い方はとっても簡単。アプリを開くと、デフォルトの設定画面が表示されます。各時間割りへの変更は、画面右上の設定マーク(時計マークの右横)から選ぶことができます。
現在のチャイムが何時に鳴る設定になっているかを確認するには、画面上の時計マークを押すと確認することができます。
デフォルトで設定されていた、サンプル中学校の時間割
用意されている「小学校」「高校」などの他のサンプル時間割に変更するには、「設定」画面の「時間割の選択」から変更します。
各サンプルの時間割を確認するには、画面下の「時間割の確認」をタップすると確認できます。
さらに細かく時間の設定を行いたい場合は、「設定」画面の「時間割の編集」から近いサンプル設定を選び、時間割の詳細を編集していきます。
それぞれの開始時間や終了時間の修正はもちろん、チャイムの音も変更可能。ご自身の理想の生活に合わせてカスタマイズすることが出来ますよ。
ここからは、編集部メンバーが実際に使ってみた感想をご紹介します~。
<1日目>
「小学校」の時間割でやってみたところ、普段10時始業のためか、まんまと遅刻…。1時間目には間に合わず、2時間目に遅刻で滑り込む。しかも早々にお腹が減ってしまい、耐えきれず(いや耐えられるはずなのだが自宅ということで緩んだw)もぐもぐタイムに。学校では許されないと思うけど、ここはリモートワークのいいところ!?
そんな調子で、午後もチャイムに関係なく、メリハリなく仕事をしてしまいましたとさ。
<2日目>
初日の反省をふまえ、1時間目からは早すぎる!と思い、2時間目から登校。(ちなみに小学校はなんだか気持ちが乗らないので、今日は「高校」チャイムで挑戦です。)
朝10時から全社員でのオンライン会議があり、その途中で2時間目が終わり3時間目に突入。午前中はその後も会議があり、10分の休み時間をとることができないまま、お昼休みへ。うわ~ん、なんだか区切れない! でも1日目よりはこのチャイムを意識している気がします。そしてなんやかんやとあっという間に6時間目が終了。14:55となったところで、15時からの「ラジオ体操」に参加!(NHKラジオアプリ「らじる★らじる」が便利です)
まぁ、それにしても、音だけだとラジオ体操第二がちんぷんかんぷん! ウン十年ぶりにやりましたが、全然覚えてないもんですね。誰にも見られていないけど摩訶不思議な体操になっていたことは確か。しかも意外とキツイし。でも体を動かすのはスバラシイ!
さて。「学校チャイム」は下校の時間となりましたが、社会人たるもの、ここで退社はちと早い。ということで、ひとまず休憩をはさんでいたら、15:50に。 放課後(16時以降)は、「1時間で10分休憩を入れながら、タイマーをかけてやるべ~」と思っていたけど、なんやかんやで18時。
いやはや、大人になってしまった私にはメリハリというもんがなくなってしまったのか……。そして集中力も欠けてきた。もう夕飯のことが気になって仕方ない……。ということで、学校チャイムを使った2日目も終了です。
修行は続くよ、どこまでも~♪
家族3人が同じ空間にいて、それぞれが自分のタイミングで仕事や勉強をしたり休憩を取ったりすると、いずれ「テレビの音がうるさい」とか、「そろそろ勉強にもどりなさ~い!」とイライラするのではないかと心配になったことがきっかけ。(お互いにイライラするというより、主に私が子どもと夫に向かってイライラしそう、ということですが……)
しばらくチャイムアプリを使ってみたところ、時間管理ができるのはもちろん、いくつものメリットが見つかりました!
●体調も管理できる
当たり前ですが毎日同じ時間にチャイムがなるので、それに合わせて仕事をしようと思うと、起きる時間・寝る時間・食事の時間も自然に整います。そうすると体調もとても楽なことに気が付きました。体が楽だと心も落ち着く気がします。
他にも、平日と土日のメリハリをつけるのにも役立っています。リモートワークって、だんだん曜日の感覚がなくなってきそうなので助かります。
●意識的にリラックスするようになった
10分しか休憩時間がないと思うと、その間に体をほぐす、おしゃべりをする、ゲームをするなど、「今のうちに休もう!」と思うようになりました。根をつめて作業するより、効率がいいかもしれません。
●作業の優先順位を意識するようになった
午前中はチャイムが鳴ると「え、もう50分経ったの?」とびっくりしますが、午後は「まだ終わらないのかな~」と時計をチラチラ見てしまうなど、自分の集中力の限界がとてもよく分かりました。そのため、手早くやりたいことや気を遣うメールなどは午前中に取り組もう!と、1日の時間の使い方にも意識が向くようになりました。
●家族での家事の分担に好影響も!
予想外のメリットは、家事の分担がうまくいったことです。学校っぽい音に影響されているんだと思うのですが(←単純な家族)、ご飯を作ったり、配膳の用意をすることを「給食当番」と言ってみたり、洗濯などの家事をする時間を「家庭科」と言ってみたりすることで、お互いに頼みやすく&引き受けやすくなっているようです。子どもは特に「いま勉強のやる気がおきないから、家庭科ってことで掃除機掛けるから勘弁してくれる?」とか。これ、めちゃくちゃ助かっています。
<メリット>
・学校に再入学した気分でちょっと楽しい。机とか制服とかも揃えたくなってきたw
・設定時間ごとにチャイムがなるので、いつもの作業にどれくらいかかっているかが意識できる。
・家族で同じ時間軸を共有できるので、家族全体の一体感が生まれる。
<デメリット>
・集中したらそのまま「ぐおおお~っ」とやり続ける働き方が染み付いている場合、なかなかチャイムどおりに休憩ができない。集中が途切れてしまう場合も。
・オンライン会議時にキーンコーンカーンコーンのチャイム音はちょっと恥ずかしい。(こばなみ部長の実体験として、まさに会議中にチャイムが鳴ってしまい、誰にもツッコまれずにより恥ずかしい思いをしたとのこと…。ドンマイ部長!)
チャイムが鳴ることで、時間の流れがはっきりと感じられるため、いつも以上に時間を意識した動きができるようになる「チャイムアプリ」。自分がどんな働き方をしたいか、自分の集中の仕方などを考えてカスタマイズしながら取り入れるのが良さそうです。仕事だけでなく、家事や趣味の時間の区切りにも使えますので、みなさんもよかったら、「学校チャイム」を使ってみてくださいね。