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[2020.4.22]「SDGs100人カイギ」で「プラットフォームの挑戦」について考えてみました!

こんにちは。女子部JAPAN(・v・)のHicaryです。

女子部JAPAN編集部では、キックオフイベントから「SDGs(エスディージーズ)100人カイギ」に参加しています。

今まで参加したSDGs100人カイギはこちら

SDGsとは、「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」のこと。
その持続可能な開発目標は、よりよい世界を目指す国際目標として定められた17のゴールと169のターゲット(具体的な目標)で構成され、2030年までに達成すること、そして地球上の「誰一人取り残さない」ことを誓っています。
(詳細はこちら!)

そして、2030年までに本気で世界を「変える」ことを目標として、SDGsに関わるさまざまな活動をしている「100人の話」を起点に、クロスジャンルで、ゆるやかな人のつながりを生むプロジェクトが「SDGs100人カイギ」です。
ルールは、ゲスト登壇者が100人集まったら、解散すること。

SDGsの目標自体は大きいものですが、もしかしたら、私たちにも手軽に取り組めることがあるかもしれないと考えて、女子部JAPAN編集部では、このカイギに参加しています。

「SDGs100人カイギ」が生まれるまでの秘話がわかる記事が掲載中です。詳しくはこちら

昨年の秋からはじまった「SDGs100人カイギ」も、2020年4月22日に開催された今回で、6回目。ともい副部長と参加してきましたよ!

新型コロナウイルス感染症による緊急事態宣言中でのカイギということで、前回に引き続き、オンライン配信となりましたが、この模様をレポートします!

 

SDGsのプラットフォームが挑戦していることとは?

今回のテーマは、「世界を変える、プラットフォームの挑戦」。

SDGsのプラットフォームとは、目標達成のための問題点を解決するために、企業や自治体、NPO/NGOなどをマッチングさせたり、勉強会やワークショップなどを開催したり、SDGsの取り組みが円滑に進むような場を提供しているところです。

今回のゲストは、そのプラットフォームをつくってきた4人。

今回登壇したのは、左から

株式会社クレアンゼネラルマネジャー 冨田洋史さん

一般社団法人Japan Innovation Network ディレクター 小原愛さん

有限責任監査法人トーマツパブリックセクターアドバイザー 柴田陽子さん

一般社団法人SDGs市民社会ネットワーク理事・事務局長 新田英理子さん

今回も、登壇者の発表をリアルタイムにイラストでまとめるグラフィックレコーディングが行われました。
参加後の振り返りや参加していない人が内容を知るのにわかりやすいイラストになっています。

そして、各登壇者の話で、私が印象に残ったのはこちら!

 

・組織同士をつなげるにも人間関係と同じような複雑さがある

クレアンに所属しながら、グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパンで、SDGsに民間企業がどう関われるかを研究、自治体や企業のマッチングなども行っている冨田さん。
企業やNPO/NGO、自治体、国際機関、政府をつなげる際に気づいたことを語ってくれました。そのなかのひとつで印象に残ったのが、「ビジネスにつながるいい話は、すぐにクローズしたがる」ということ。その後どうなったか教えてくれることなく、気づいたら話が進んでいることもあるそう。
SDGsの目標のひとつに「パートナーシップ」があります。組織同士が手を組み、どのようにしてSDGsに関わる取り組みを行うことになったのか、そのプロセスをオープンにしてこそ、さらにパートナーシップの輪が広がるし、SDGsの課題解決にもつながるのだと思います。
でも、自分たちの旨味だけを考えてクローズにしてしまう。
そういう事態を防ぐには「割って入って根掘り葉掘り聞くような空気が読めない人が必要」とのこと。
それを聞いて、組織も、人間関係と同じような複雑さがあるという発見がありました。

 

・SDGsはビジネスのアイデアの宝庫!

企業におけるイノベーションを支援する団体Japan Innovation Network(JIN)・と国連開発計画(UNDP)によりつくられたSDGsのオープンイノベーション・プラットフォーム・SHIPに関わっている小原さん。
SHIPは民間企業を主役に、SDGsが達成できるビジネスづくりの手助けをするプラットフォームですが、そのために「SDGsの目標をビジネスのアイデアとして用いている」という話が興味深かったです。
通常、企業は今後のマーケットを予測しながらビジネスをつくっていくものですが、SDGs自体が「未来像」であり、それを達成するための「課題」を提示しているので、「課題」を解決するようなビジネスをつくればいいとのこと。
「SDGs自体がビジネスのアイデアの宝庫」と言っていたのが印象的でした。

 

・優しさを結びつけるのがSDGsのプラットフォーム!

「SDGsは、名前がつけられていなかった優しさが見える化したもの」と言っていたのが、監査法人トーマツの柴田さん。そして、世の中にある素晴らしい資源を統合化すれば問題を解決できるかもしれないと、その優しさ(資源)を結びつける意味でプラットフォームの重要性を主張していました。
そんな柴田さんは昨年度、発展途上国と日本の科学技術のイノベーションによりできた商品などをマッチングさせるプラットフォームを立ち上げたそう。
理想にはまだ遠いとはいえ、ほかのプラットフォームが持っているデータを活用するなど、プラットフォームが対立するのではなく、協力し合えることを念頭に行動を起こしていたようです。
その「協力」も優しさですよね。

 

・「当事者」だからこそ、市民社会組織がSDGsに関わっている

NGO/NPOの市民社会組織が中心となって設立されたのが「SDGs市民社会ネットワーク」です。その理事・事務局長を務めるのが新田さん。
SDGs市民社会ネットワークは、ときには政府に提言することもあるそう。
企業や自治体、政府が関わっている印象が強いSDGsですが、なぜ、SDGsに市民社会組織が関わっているのかというと、「私たちの事を私たち抜きで決めないで」という原則に基づいているからとのこと。
たとえば、どうやったら車いすの人が通りやすい道になるのか、どうやったら電車に乗りやすいのか…その当事者に聞かずに物事を決めても仕方がない、だからこその関わりだという主張がとても印象深かったです。

 

SDGsについての理解が深まる車内ポスターの取り組みも

ともい副部長:新田さんの「私たち抜きで決めないで」という話、共感しました。
私も以前SNSで、「多機能トイレは、車いすの人にやさしくできているように見えながら、実は車いすから便座への移動が大変で便座にうまく座れないことがある」といったコメントを見たことがあって…。
当事者にとってはやさしくないことが現実にあることを知っていたので、より説得力がありました。

 

Hicary:よかれと思ってつくったことが、本人たちのためにはなっていないことって結構ありますよね。
SDGsのプラットフォームって私のなかでは、なかなかなじみにくいものだったのですが、新田さんの話は、市民社会組織だけあって、「当事者」という話もそうでしたが、ほかの話もわかりやすいことが多かったです。
特に、阪急電鉄と阪神電車の車内ポスターの取り組み
新田さんが例に出していた、エシカルな買い物の仕方を考えさせられるポスター。どれが正解というわけではないのですが、これからどういう行動をすればSDGsの目標達成に貢献できるのか考えさせられます。

 

 

ともい副部長:その車内ポスターが載っているサイトを見ていたら、「フェアトレード」についてのポスターを見つけました。こういう内容のものもあるんですね。

 

Hicary:本当だ! 「フェアトレード」って聞いたことはあるけれど、実際にどういうマークを見ればそういうものなのかわかりにくいと思っていました。でも、それも具体的に書いてあるのでわかりやすいです。

 

ともい副部長:ちなみに今、ネットで調べてみたら、イオンでもフェアトレードの商品を扱っているみたいです。近所にあるスーパーで買えるなら、手軽にSDGs的な行動に移せますよね。

 

Hicary:本当にそうですよね。
このポスター、見ているだけでSDGsの目標がわかりやすいし、どういう行動をとればいいのか、今の私たちのやり取りのように、あれこれ考えちゃいますね。「エシカルな買い物」や「フェアトレード」以外のポスターも、身近なことが多くてわかりやすい!

ともい副部長:今度、関東の電車にも貼られるらしいですね。

 

 

Hicary:楽しみです!

 

 

今回のテーマの「プラットフォーム」は、まったく知識がなかったので、正直、なんとなくでも理解するまで時間がかかりました。
ただ、2030年までに目標を達成するため、行動を起こしたいと思っている個人や組織の場であること、企業や政府、自治体ではなく、市民社会組織からも身近な視点で提言をしていたり、私たちがSDGs的な行動を起こしやすいようなメッセージ性ある取り組みも行っていることがわかって、勉強になりました。
次回、vol.7のテーマは「世界を変える、教育の挑戦」。どんなお話が聞けるのか楽しみです!

 

★私たちと一緒に「SDGs100人カイギ」に参加してみたい方は、こちらから応募してみてくださいね★

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