【鹿児島】#25 ニューボーンフォトで輝く命のワンシーンを切り取る「November8 photography」

日本全国でがんばっている女性を紹介する「のぼり坂47」プロジェクト。今回は、鹿児島県でマタニティ・ニューボーンフォト専門スタジオ「November8 photography」を営む、納所くららさんに聞きました。
スタジオ名”November8″は、私の息子の誕生日から取りました。親御さん、ご家族にとって、お子さんの誕生は人生を一変する素晴らしいできごとです。私も、子どもが誕生したときの感動や感謝、愛おしさは、今でも忘れることができません。そんな親御さんの気持ちに寄り添い、写真に収められるよう、私自身も初心を忘れないようにと名付けました。


もともとブライダルフォトグラファーのアシスタントとして写真に携わっていた身として、「私もこんな写真をぜひ撮ってみたい!」と思うようになりました。
そんな想いが高まっていたとき、Russ Jackson氏がロンドンでワークショップをやっているという情報をキャッチ。何としても参加したいと思い、家族に相談した結果、なんと家族総出でロンドンへ行くこととなりました。
言葉に関しては通訳さんをお願いし、万全の準備でワークショップに参加。ニューボーンフォトに関する撮影技術やノウハウについて直に学びました。
ロンドンでのワークショップの一コマ
各国からの参加者たちのモチベーションの高さ、向上心の高さに刺激を受け、それまで感じたことのないほど心が揺さぶられました。ここでの経験は、私のその後の道しるべになっています。
Russ Jackson氏とともに。
「今度は私が、赤ちゃんが誕生した時の想いを残す写真を”ママ”のため、”赤ちゃん”のために撮影していこう!」。帰国後は、その想いで、地元鹿児島に鹿児島初のニューボーンフォト専門の写真スタジオを立ち上げました。
これらの活動を通して、ニューボーンフォトをより多くの方に知っていただきたい!そして、地元のお母さん方を元気づけられるような、‟育児の糧”となるような写真を撮っていきたいと思います。それが、子どもたちの未来も明るくできるものだと信じています。
私は、どちらかといえば内気で、自分から何か積極的に行動するようなタイプではありませんでした。いわゆる普通の主婦であった私が、写真スタジオを開き、写真展を開催したり、このような取材を受けるようになるなど、夢にも思っていませんでした。
それでも、ニューボーンフォトに出会い、「やりたい!撮ってみたい!」という気持ちに突き動かされ、行動した結果が今につながったのだと思います。もちろんそれも、家族をはじめ周りの友人たちが協力してくれたからこそ。とても感謝しています。
勇気をもって行動することで、夢は叶う!やりたいことと出会ったら、恐れずにとにかく行動してみてください。
★好きな言葉★
私たちには物語がある
何気ない日常的な毎日も、実はとてもドラマチックなものだったりします。誰もが物語の主人公であり、みなさんのドラマチックな人生の一瞬を写真に残していきたい。カメラを通して、豊かな人生を彩るお手伝いができれば嬉しいです。
HP https://www.november8baby.com/
Instagram @nov8photography
E―mail november8baby@gmail.com
【書籍情報】
『ママへ・・・1095日のキセキ(仮)』橘こころ著/
12月に風鳴舎より発売
風鳴舎のHPはこちら
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