【和歌山】#43 橋本市の魅力をInstagramで発信する「はしもとインスタ女子部」

日本全国でがんばっている女性を紹介する「のぼり坂47」プロジェクト。今回は、和歌山県橋本市のPR活動をされている、「はしもとインスタ女子部」メンバーのみなさんに聞きました。
「はしもとインスタ女子部」は、和歌山信愛女子短期大学の学生で構成されています。メンバーそれぞれの地元は違うところですが、和歌山県橋本市長からの委嘱を受け、「はしもとインスタ女子部」としてインスタグラムを使って橋本市のPR。まちの景色や、神社仏閣など、とにかく「おもしろい!」と思ったところをポストしています。
大学から橋本市までは片道1時間以上かかるので、1Dayトリップ気分。市の担当職員の方と一緒に市内を周り、自由にスマホ片手に写真を撮りながら散策しています。
活動も2020年で3年目となりました。メンバーは基本的に1、2年生で構成されるため、2年生は修了と同時に卒業。1年生はそのまま残り、2年生として新1年生と一緒に活動していくという流れで活動しています。
2017年、和歌山県橋本市で、大学生が市の地域活性化策を競い合う「高野山麓はしもとインターカレッジ・コンペティション2017」が開催されました。そのコンペに私たちの先輩たちがゼミで参加することになり、「交流人口の増加」をテーマに提案。4大学6チームが参加した中で最優秀賞を受賞したことが、「はしもとインスタ女子部」誕生のきっかけです。
当時提案したテーマから、「はしもとインスタ女子部」に至るまでは紆余曲折があったそうです。
先輩たちは橋本市に行ったことがほとんどなかったため、まずはインターネット上で情報を集めることからスタート。数回のフィールドワークをとおして橋本市の魅力に気づいたそうです。
そして、「1日だけの訪問では橋本市の良さを理解できない」「インスタ映えする写真は、一年を通じて市内のさまざまな場所で、たくさんの人が意識して対象を探さないと簡単には見つからない」、通年をとおしての活動の重要性を認識。また、橋本市は高野山の麓にあるため、外国人へのPRも可能であると考えました。
その後、「はしもとインスタ女子部」を発足するまでには、さまざまな議論がなされました。
そもそも、「交流人口の増加」というテーマに沿っているのか。また、すでに橋本市は公式Instagramを開始してキャンペーンなども実施していたため、Instagram利用の観点からどうなのか。完全に行き詰ってしまいました。
そこでもう一度、フィールドワークなどを振り返り、「背伸びをせず、短大生として、自分たちでもできそうなことから始めてみよう」という意志のもと、大学生目線、女性目線での「はしもとインスタ女子部」を作ることになったのです。



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「継続は力なり」

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