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【長崎】#42 女子の力で長崎の街を活性化する「ナガサキマチナカ女子部」

日本全国でがんばっている女性を紹介する「のぼり坂47」プロジェクト。今回は、長崎県で、長崎の街を元気にしようと活動している「ナガサキマチナカ女子部」部長の阿部美和子さんに聞きました。

女子の願望をカタチにして、長崎の街を女子の力で盛り上げる!

ナガサキマチナカ女子部は、「自分と自分の周り5メートルを楽しく! マチとナカよく」をモットーに、仕事、子育て、自分磨き、介護など毎日がんばっている女子が普段考えている「あったら楽しいかも!」「やってみたい」などをいろいろなカタチにして、長崎市を中心に発信しています。

「部」という名前が付いていますが、部室はナシ! 部長こと「ぶちょぉ〜」と呼ばれている私がいるところが部室となります(笑)。会議もありません。企画はぶちょぉ〜がおもしろいと感じたら成立です。
部員資格もないんです。「女子部っていいよね」と言った瞬間に、「こころ応援部員」と見なされるシステムなので(笑)、部員数を聞かれると…3,000人くらい! なんて答えちゃうときもあります。

活動のメインは、女子の心のつぶやき=願望をカタチにしていくこと。

たとえば、「外でビールが飲みたいな〜」というつぶやきは、観光地としても有名な眼鏡橋での一斉乾杯イベント「眼鏡橋でとりあえず乾杯!」で実現。

「女子って花束ほしいよね〜」というつぶやきは、街を盛り上げるためにがんばっている女子部推薦のヨカ男をモデルにした「長崎花男子図鑑」という冊子になりました!

「長崎を訪れる外国人のみなさんにも、せっかく来た長崎を楽しんでほしい」というつぶやきからは、日本語・英語・中国語・韓国語・タイ語の5カ国語の壁新聞とパンフレット「長崎で笑顔を作る方法」ができあがりました。

ナガサキマチナカ女子部は「マチとナカよく」なる仕掛けを大切にし、地元自治会や商店街女子、行政などたくさんの人を巻き込むのが得意。また内容ごとに企画に参加するメンバーが違うのも特徴です。

私たちの企画に「おもしろそう!」というだけで集まった初対面の女子同士が、帰りには「また会いましょう!」と笑い合っている姿をよく見かけます。こういうつながりが、楽しい明日をつくっていくように感じるんですよね。
私たちの発信を通して、「何もないよねこの街」と言う人が減り、「楽しい!」と感じる人が増えれば、街はもっと魅力的になる。
自分の周り5メートルを楽しくできる人を増やしていけば、この5メートルはどんどん移動して、この「楽しい」の輪はどんどん街に広がっていくと思っているんです!

その目的を実現するためにイベントやモノ、コトを発信しています。ぐれぐれも注意してほしいのは、ナガサキマチナカ女子部自体は、イベント屋さんではないことです(笑)。

築100年の町家と出会い、「イベントをやってみたい」と思ったことがきっかけ

きっかけは、私が48歳だった2015年。
それまで80%専業主婦だったのですが、あるとき築100年の町家と出会い、「ここでイベントをやってみたい!」という気持ちがフツフツと湧き上がってきました。

そのまま行きつけのカフェに相談するため立ち寄ったら、イベントに出店をお願いしたいと思っていたママ友女子たちが偶然、全員集合していたんです!
そして、その場でGOサインが!

「でも、チラシってどうすると?」からはじまり、カラーコピー1枚70円に驚き、「それなら白黒コピーをしてみんなで、色塗りしよう!」となって、完成したチラシは150枚!

チラシを毎日持ち歩いて、手渡しして…。なんとかイベント開催までこぎつけました。
そのイベントというのが、がんばっている女子を応援するイベント「ちいさなごほうび」です。

「町家の場所もわかりにくいし、誰も来ないなら自分たちで楽しもう!」と思っていましたが、蓋を開けてみたらなんと来場者は50人!
しかも来場者アンケートには「こんなイベント待ってた!」、「長崎にこんな場所があることを初めて知りました」、「子どもと探検気分で場所を探して来て、楽しかった!」と。手探りでも参加者と楽しさが共有できたことは、今まで感じたことがなかった充実感でした!

この経験で学んだことは、「やりたい!」と声を出すこと、「手伝ってほしい」と伝えることの大切さ、ひとりで抱え込まないこと、できる人ができる範囲で楽しく参加すること。
それが、今でもナガサキマチナカ女子部流の原点になっています。

ちなみに「ちいさなごほうび」は、会場だけではなく、その周辺の街歩きも一緒に楽しめ、見せるだけで「おまけ」の割引が受けられる欲張り女子目線のクーポンマップを配布するなど、街の賑わいにも貢献していたんです。
そのため、このイベントがきっかけで長崎市の活性化事業とリンクして「まちぶらプロジェクト」へ認定されました。

これまで誰かがやっていると感じていた「まちづくり」がグッと近くなり、それと合わせて私たちナガサキマチナカ女子部の認知度がアップした大きな一歩となりました。

「ちいさなごほうび」以降は、女子の「楽しい」を実現するために、協賛集めなど今までやったことないことばかりを経験することに。実は、内心ドキドキでした。

でも、ある老舗和菓子店の社長から「本当は自分たちがやらないといけないことなのに、動いてくれてありがとう」という言葉をかけてもらったり、「部室ないならウチ使わんね」などと言ってもらったり。いつの間にか、街に応援団が増えていたんです!
まわりに支えられているうれしさとともに、前例のない「楽しさ」が受け入れられたと実感させられました。

事業として展開できるようにするのが目標!

ナガサキマチナカ女子部がいかに楽しいか、そして、女子がきっと心のなかでつぶやいている「おもしろそう」、「やってみたい」、「私にも何かできるかも!」ということは、主にSNSで伝えています。でも、SNSをやっていない人もいますよね。そこで、私たちは壁新聞もスタート。

SNSと壁新聞のデジタルと超アナログなツール、そして強力なクチコミ力で女子部のことが広まっていきました。それで支部ができたり、ナガサキマチナカ女子部を通してまちづくりへ参加する楽しさを実感してくれる人も増えてきたんです。

でも、女子が本当に楽しめる状況というのは精神的にも経済的にも「自立」していること。それは、コロナ禍でいろいろな価値観が変化している今も変わらないと考えています。

だから、これからはナガサキマチナカ女子部の作り出す「楽しい」を強みにして、事業として展開できるようにすることが目標です。
そして、これまで応援、参加していた女子へ還元したいと思っています。というのも、そうすることで、「自立」の一助につながって行くと考えているから。

ちなみに今考えているのは、女子部セレクトの長崎にこだわったおいしいモノ・うれしいモノが並んだオンラインショップ。ほかにも女子部ツーリストなど!
やってみたい「これから事案」がてんこ盛りです!

女子が感じるおもしろさ・楽しさはシェアすることで広がっていく!

女子って場面によって呼び方が変わりますが、主語はいつも「私」でいたいと考えているんです。そして、「私」の気持ちに正直でいること。
そんな女子が感じるおもしろさや楽しさはシェアすると、1+1=2ではなく、3、4、5と広がっていくと思っています。

悩みも楽しさもまわりのみんなと共有しながら、誰もやったことがない「楽しさ」を作っていけたら、withコロナでも違った景色が見えてくるかも!?

ちなみに、「長崎におもしろそうな人がいるらしいよ! ちょっと行ってみない?」なんてことがいつか起こるかもしれないと思って、なんとナガサキマチナカ女子部には長崎県の「移住コンシェルジュ」や「婚活サポーター」などがスタンバイしています!
おいしい空気0円! 旨い魚、格安! おもしろさ満点で、西の街・長崎にてお待ちしています!

案内は女子部のユルすぎるマスコットキャラクター「乙女純子」がネイティブ長崎弁でご案内いたします。

 

★好きな言葉★

今日が一番若い!!

増えるシワ、深まるほうれい線など女子は時間との戦いです。あのときこうしていれば…と悔やんでも戻れないのが時間。この言葉を励みに前に進んでいます!

 

長崎市の街を女子の力で活性化させている「ナガサキマチナカ女子部

モットーは「自分と自分の周り5メートルを楽しく!」、「マチとナカよく」です。
「女子目線でのまちなか再発見」事業として長崎市のまちぶらプロジェクトに認定。
仕事、家事、子育て、自分磨きなど毎日がんばっている女子が「にこっ」となる活動をいろんなカタチにして発信。誰もが参加できる楽しさからはじまるユルいまちづくりです。

 

のぼり坂47では、全国各地で活躍する女性・団体を募集中! 応募方法など詳しくはこちら

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