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生理会議♯2 <後編>ちぇぶら代表・永田京子さんと話し合う「生理の終わりと、その先のバラ色の世界」

更年期を迎える女性の健康をサポートしているNPO法人「ちぇぶら」の代表、永田京子さんを迎えて、生理の終わりとその先の世界について話し合う「生理会議 ♯2」。

前編では、生理の終わりの王道パターンや更年期に向けての準備を伺いました。そこで出てきたのが「運動」というキーワード。後編では、運動と更年期の症状の関係から、さらに更年期後の世界について思いを巡らせてみました。

1時間半のオンライン会議後、メンバー一同「あれ、更年期がちょっと楽しみになってきた」と。みんなの意識を変えた会議の様子をお届けします。

(テキスト:女子部JAPAN(・v・) たけだ)

運動すると、更年期の症状が軽くなる!?

永田さん:更年期の症状が、女性ホルモンの急低下で起こるというのは、なんとなくみなさん知っていますよね。実はもう1つ、女性ホルモン低下によって起こる脳のパニックによって、自律神経が乱れることも原因なんです。この2つのダブルパンチで、さまざまな症状が起きるというわけです。

運動すると、心臓がドキドキして汗をかきます。自律神経の交感神経が優位に立っている状態。運動を終えるとドキドキがおさまって汗もひいて、リラックスします。これは副交感神経が優位な状態。運動をすると興奮状態になったあとリラックス状態に切り替わって、ある意味強制的に自律神経を整え、体調も整えてくれるんです。

 

たけだ:運動は、健康に良いとは言いますが、更年期ど真ん中の人にとっても大事なんですね。

 

永田さん:即効性があるんですよね。セミナーに参加して運動してもらった方々に、更年期の症状の自己チェックシート(簡略更年期指数)を運動前後にチェックしてもらったところ、運動後はみなさんすべての項目で低下していたんです。

医療機関を受診する目安は? いい医療機関を見つけるには?

 

おぜき:PMSなど生理の不調が多い人は、更年期の症状もツラかったりしますか?

 

永田さん:PMSとか出産後など、女性ホルモンが大きく動いたときに不調を感じやすい方なら関係あるかもしれません。たとえば出産後に、涙もろくなってうつうつとしたり、ホットフラッシュが起きたりする人がいます。それは、ある意味では更年期の疑似体験と言えるかもしれませんね

 

さかい:PMSとか産後の状態が、更年期にまた出るということですかね?

 

永田さん:もちろん、そっくりそのままではないと思います。更年期の症状は約9割の人が感じると言われ、そこから治療が必要な更年期障害となるのは約4人に1人

その更年期障害は、これまでお話したような身体的な要因、子どもの巣立ちや親の介護などの環境的な要因、性格などの心理的な要因3つが複雑に絡みあってもたらしているんです。

 

たけだ:更年期の症状がツラい場合、医療機関の受診の目安はありますか? 人によっては、「汗をかいているくらいなら」と躊躇する人もいるかもしれません。

 

永田さん:ツラいときは迷わず医療機関に行くというのは、大事な選択肢。恥ずかしいことでも、ハードルが高いわけでも、弱いわけでもありません。自己チェックするシート(簡略更年期指数)で合計得点が50点以上なら受診の目安ですね。

 

こばなみ:いい病院の探し方はありますか?

 

永田さん:日本では、更年期の専門家はまだ少ないんですよね。婦人科でもお医者さんによって考え方や治療法も違ったりします。患者になりうるわたしたちが知識をもって、自分に合ったドクターを探していくことが大事ですよね。「女性の健康とメノポーズ協会」のWebサイトでは、全国の更年期の専門医をチェックできますよ。

 

たけだ:更年期の専門医や、更年期外来というのがあるんですね。

 

永田さん:ホルモン剤も、今はいろいろあって。お化粧品のようなジェルやシールを貼るパッチ薬もあります。

 

 

こばなみ:そういうのがあると知ると、安心できますね。「我慢しないでいいんだ」って。

 

永田さん:我慢が美徳じゃありませんからね。自分がご機嫌で元気であれば、隣の人にも優しくできるし。世界平和は自分を満たすことから!

ちょっと生活習慣を変えれば意外と体調が変わることもあるので、そういった治療法も上手く活用しながら、生活習慣を見直す機会になるといいですね。更年期は、ただただピンチなものではなく、この先をポジティブにするためのチャンスでもあるから。

更年期は、この先をポジティブにするチャンス

永田さん:更年期のことは日本ではネガティブに捉えられがちですが、わたしは2018年にカナダのバンクーバーで開催された国際閉経学会に参加してびっくりしたんです。更年期のことを英語で「メノポーズ」と言いますが、「ハッピーメノポーズ!」ってお祝いムード。何がハッピーかを聞いたら「白いドレスを着られるようになるじゃないか」って。

いとい:生理のもれの心配がないから、ファッションが楽しめるようになるということですね。

 

永田さん:あとは、今日もお話に出ましたが、PMSからも開放されます。生理期間を含め、毎月1週間〜2週間ほど体調が悪いって、かなりツライですよね。それに翻弄されないのはハッピーじゃないか、と。

 

 

おぜき:たしかに。

 

永田さん:さらに子宮筋腫や月経困難症がよくなること。日本でも「逃げ切る」と言われますが、女性ホルモンが少なくなれば症状もよくなると言われています。

 

アリ:あぁ、「逃げ切る」って言葉、聞いたことがありますね。

 

永田さん:そして、更年期後の55〜65歳は黄金期と言われているんです。女性ホルモンより男性ホルモンが優位になるんですが、男性ホルモンはわたしたちに「幸せ」と思わせてくれるホルモン。やる気を出させてくれ、活動的で社交的にさせてくれるんです

 

アリ:更年期をネガティブに捉える日本は、遅れているってことですかね?

 

先生:女性の健康については、30年は遅れていると言われています。10/18日は世界メノポーズデーで、女性の健康に目を向ける期間。アメリカではキャンペーンやイベントが積極的に行われていますね。

わたしも更年期のことがどうやったら伝わるんだろうって、演劇の講演をしてみたり、漫才で伝えようとM-1グランプリに出たり。いろいろチャレンジをしています。

 

こばなみ:最近は、女優さんがカミングアウトするなど、少しずつ更年期に対するイメージも変わってきていますよね。

 

永田さん:ひと昔前だと「秘めごと」で、ネガティブなイメージが多かったけど、最近はフラットにとらえられる機会が増えてきたように思います。

女性ホルモンはわたしたちのカラダと心を守ってくれていたけど、誰でもそれは少なくなってしまう更年期は、その先に続く人生を考える大事なきっかけ、チェンジ・オブ・ライフのときなんです。ポジティンブな転機にしてバラ色の人生にするかどうか。ちょっとした生活の積み重ねで、この先の人生が変わっていくと思います

 

アリ:更年期を超えれば、温泉も旅行も気にせず行けるのは、楽しみですね!

 

 

「まわりの60代の女性をみていると、本当に元気。新たに事業をはじめたり、海外を飛び回ったり」と永田さん。更年期のほんの入口にいるわたしたちには、少し先の未来ですが。運動をしたり、みんなで悩みやグチを言い合ったり、来たるべき黄金期のバラ色の人生を夢見たり、誰にでも起こる体の変化と向き合っていきたいですね!

 

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NPO法人ちぇぶら代表理事 永田京子さん

演劇活動後、ピラティスや整体、経略などの東洋医学を学ぶ。インストラクターとして活動するなか、40代の女性たちから聞く不調の悩みや、自信の母が更年期障害でうつになった経験から、更年期を迎える女性の健康サポートを目的とした「ちぇぶら」を設立。YouTube「ちぇぶらチャンネル」や漫才などユーモアある取り組みで更年期ケアをわかりやすく楽しく伝えている。新著に『はじめまして更年期♡』(青春出版社)。

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