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生理会議#3<後半>女性のセキララなカラダの悩みに向き合う『ランドリーボックス』代表・西本美沙さんに、女性メディアのあり方を聞いてみました!

女子のカラダや生理、更年期などをテーマに、女子同士で語り合う女子部JAPAN(・v・)の「生理会議」。

今回は、生理や性、更年期、セクシャルウェルネスなど、女子のセキララなカラダの悩みに向き合う『ランドリーボックス』代表の西本美沙さんとの生理会議を開催。女子向けメディアとしてあるべき姿のヒントを探ります。

後編では、世の中の生理に対する捉え方の変化や、ランドリーボックスさんで取り扱う「閉経お祝いセット」などについて聞いてみました。

 

「ランドリーボックス」のサイトはこちらをチェック!

 

生理会議#3<前編>はこちらより。

男女でも、女性同士でも、価値観が違うからこそ知ることが大切!

編集部・あり:テレビや雑誌、Webメディアなどで、少しずつ「生理」のことが取り上げられて、生理の話をすることがオープンになりつつあると感じているのですが、西本さんは今のこの現状をどう思っていますか?

 

西本さん:生理に対するタブー視が無くなってきているのはいいことだと思うのですが、なんでもかんでもオープンにすればいいというわけでもないですよね。言いたい人は言えばいいし、隠したい人は隠していい。そういう社会がよりベストかなと。

一方で、生理にまつわる不調がカラダの1つの症状として、多くの人が知るようになれば、相互理解もしやすくなるし、より女性が生きやすくなると思います。

 

編集部・たけだ:女性のなかでも、生理痛が酷い人がいれば、生理痛とは無縁の人もいて、そこでも価値観が大きく違っていますよね。そこも、難しいところかなと。多様な症状があることを知ることってすごく大事で、私たちみたいなWebサイトの役目もそこにあるのかなと感じています。

 

あり:男性に知ってもらうことも大事ですよね。ランドリーボックスさんの記事で、夫に生理1日目のナプキンを見せたという記事は衝撃でした!!

 

結婚6年目のある日、夫に「生理1日目」のナプキンを見せてみたの記事はこちら。

 

西本さん:その記事、実はかなりたくさんの人に読んでもらえました。妻の記事と夫のアンサーブログがセットになって配信されたのですが、その価値観の違いや、ナプキンを見せたことでの二人の間での変化などが事実として書かれています。こういうコミュニケーションの仕方もアリなんだ、と読者の反響も大きかったんだと思います。

 

たけだ:こういう記事って、どうやって企画するんですか? 気になります!(笑)

 

西本さん:ライターさんの持ち込みネタもたくさんありますし、友だちとのランチ中の何気ない会話でたまたま聞いた話などもあります。私がこういったサイトをやっているので、こういうテーマでもオープンに話してくれるというのもありますね。

 

たけだ:世の中の女子は、実はもっと話したいのかもしれないですね。でも、話す場所や機会ってあまりない。友だち同士では話しづらいこともありますしね。

 

あり:私たちが抱えているカラダの悩みってデリケートな問題だし、婦人科に行っても先生に相談しにくいんですよね。受付で症状を伝えるのも恥ずかしいし、こんなことを病院に相談しに行っていいのかなって思うことも多い…。だから、ネットでよく検索したりします。

 

西本さん:婦人科のかかりつけ医を持っている人は、本当に少ないようです。現状だと、トラブルがあった時にだけ婦人科に行く人が多いので、短時間の問診ではなかなか信頼関係を築くのは難しいと感じます。ちょっとした相談ごとができる先生を見つけられると、女性にとっては心強いですよね。

ランドリーボックスでは月に一度のペースで、産婦人科の医師を招いた無料ウェビナー「自分とカラダに向き合う保健室」を開催しているんです。自分が気になっているテーマがあれば参加してもらって、質問などをしてもらえるようにしています。

 

 

更年期=「新しい人生のはじまり」と、素敵に捉えられる人が増えてほしい

 

あり:私たち女子部JAPANでも、これからやってくる更年期にとても関心があり、記事を配信しているのですが、まだまだネガティブなイメージが根強いと感じています。西本さんは更年期についてはどう思われますか?

 

西本さん:更年期に関しては、知らないことが多すぎて、みなさん不安感が大きいような印象がありますね。更年期を迎えて「更年期障害」と診断されたときには、症状に応じて、保険適用でホルモン療法などがきちんと受けられます。更年期障害じゃなくとも、医療機関で症状に応じた診療をうけることができることを知っていれば、そこまでネガティブに捉えることはないはず。

そういった対処法があることを事前に知る機会が少なく、「更年期にはこんなツライ症状がある」、「女が終わってしまう」といった情報ばかりなのが問題ですよね。本当にもったいないと思います。そういうネガティブなイメージを変えたくて、私たちのWebサイトでは、「閉経お祝いセット」というのを販売しています。

 

閉経お祝いセットはこちらより。

たけだ:それ、すごく気になっていました!「これ、いい」って!!!

 

西本さん:海外では更年期は「Change Of Life」とも呼ばれていて、次の新しい人生のはじまりという素敵な捉え方をしているんです。そんな考え方の人が増えてくれたらいいなという思いを込めて、「閉経お祝いセット」を作りました。

実際に「更年期を迎えてからすごく楽になった」という声もたくさん耳にしますし、素敵な生き方をしている人は多いんです。そういったポジティブな生き方をたくさん発信していきたいですね。

 

あり:更年期に関しても、まずは知ることが大切ですよね。そして、ネガティブになりがちなテーマではあるのですが、実際に症状が出たときにも、きちんと病院で治療ができることを知っておけば安心ですね。

私たち女子部JAPANでも、更年期をただ恐れるだけではなくて、正しく知って向き合うためにはどうしたらいいか、これからも考えていきたいと思います。最後に、「ランドリーボックス」さんがこれからやっていきたいこと、どんなメディアに成長させたいかなどを教えてください。

 

西本さん:まだまだ、多様な環境の方をそれぞれに補えきれていないので、これからもコンテンツを充実させていきたいですね。それから、読者の方から自分に合った選択肢を知りたいという声を多くもらうので、よりその人にフィットした選択肢を提供できたらいいなと思っています。

 

 

『ランドリーボックス』代表の西本さんとのお話を通じて、女性の多様な生き方、カラダにまつわる悩み、そしてそれぞれにある価値観の違いを尊重しながらも、正しい情報を知ってもらうことが大切であり、それを発信していくことが女性メディアとしての大きな使命なのだと感じました。

「こんな体験をした人がいる」「こんな考え方を持っている人がいる」「こんな素敵な生き方をしている人が世の中にはいる」ということを伝えることで、少しでも女性が健やかで生きやすい社会になることを願っています。

 

生理会議#3<前編>はこちらより

 

ランドリーボックス代表 西本美沙さん

中央大学を卒業後、PR会社を経て株式会社ドワンゴにてPR業務に従事。2016年退社。会社員時代にはじめたブログをきっかけに女性の体や性を取り巻く環境に対する関心が高まり、自身でウェブメディア『ランドリーガール』を開設。2019年にランドリーボックス株式会社を設立、同年8月より生理やカラダにまつわる記事配信やアイテム販売を行うプラットフォーム『ランドリーボックス』をスタート。

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