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【アラフォー女子のからだ百科:白髪①】 白髪ってなぜ生えるの? もう黒髪には戻らない? アンチエイジングの専門医・浜中聡子先生に聞いてみました!

こんにちは。女子部JAPAN(・v・)のアリです。

アラフォーともなると、それまで感じなかったカラダの不調や悩みが出てきますよね。「これが現実」と素直に受け入れつつも、対処や予防の方法があるなら、ぜひ知っておきたいもの。さらに、ポジティブに発想の転換ができれば、気持ちも前向きになるはずです。

そこで、女子部JAPAN(・v・)では、アラフォー女子のカラダの悩みについてパーツごとに深掘り! シリーズ第一弾では、みんなが気になる「白髪」を取り上げます。

「最近、ツヤがなくなってきた…」「なんとなくコシがないような…」など、アラフォー女子の髪事情にはさまざまな悩みがありますが、そんな中でも、多くの人を悩ませているのが「白髪」。女子部でもオンライン座談会でヒヤリングしたところ、「コロナ禍で急に白髪が増えてきた気がする」「白髪は抜いてもいいのか気になる!」などの声が集まりました。

そこで、そもそも白髪はどうしてできるのか、日々の中で何かケアできることはないのかなどを深掘りしていきます!

(テキスト:女子部JAPAN編集部アリ/イラストレーション:オギリマ サホ)

<お話を伺ったのは…>

浜中聡子先生

医学博士。女性専用の薄毛外来「クレアージュ東京 エイジングケアクリニック」院長。国際アンチエイジング医学会専門医。著書に、『美人増髪計画』『アフター更年期からの不調を治す50の習慣』『女性のための頭髪外来』など、頭髪やエイジングに関する著書多数。

 

加齢による白髪は、黒髪に戻る可能性はほぼゼロ!?

年齢を重ねるとともに、白髪は増えはじめます。最初はフェースラインに生えはじめ、徐々に全体に増えていくのがよくあるパターンだそうです。

加齢によって白髪になるのは、毛根にある色素形成細胞の働きが徐々に衰えていき、黒い色素がつかなくなるため。人間の細胞は年齢とともに衰えていくものなので、年齢を重ねれば白髪が増えてしまうのは仕方がないというわけです。

<ココがポイント>

「加齢による白髪の場合は、一度白髪になってしまうと黒髪に戻ることはあまりないんですよ。一度白髪になった毛根からは、8〜9割は再び白髪が生えてきます」

ちなみに髪色は、二種類のメラミン色素によって決まるそう。黒褐色系の「ユーメラミン」が多いと黒髪に、黄赤色系の「フェオメラニン」が多いとブロンドに。日本人は「ユーメラミン」の含有量が多いので、黒髪になるというわけです。そして、この2種類のどちらの色素が先に減るかによって、グレーっぽい白髪と、黄色っぽい白髪に分かれるのだとか。

<ココがポイント>

「一般的には、グレーっぽい白髪の方が若々しく艶やかに見えるので、グレイヘア(白髪を活かしたヘアスタイル)に移行するには最適です。

一方で黄色っぽい白髪になってしまうと、老けて見えてしまう傾向があります。黄色っぽい白髪は、タバコを吸う人や、飲酒の機会が多い人によく見られますので、将来的に美しい白髪になりたいのであれば、生活習慣にも気をつけましょう」

白髪が生える原因は、加齢によるものがほとんどですが、疾患による場合もあります。たとえば、皮膚疾患の「白斑症」や、甲状腺の機能障害などの病気、また極度の貧血や急激なストレスなど。このような場合は、疾患を治療することで黒髪に戻る場合もあるそうです。急激に白髪が増えた場合は、受診することも大切です。

「白髪を抜いたら増える」は誤解!
ただし、抜くと薄毛につながる可能性も

白髪が数本出てくると、ついつい抜いてしまう人って多いですよね。白髪が少ないうちは、数本抜くだけで白髪がなくなるので、素早く悩みが解決できると思ってしまいますが……浜中先生によると、白髪を抜く対処法は適切ではないそうです。

<ココがポイント>

「白髪は抜いても、先述のように次に生えてくる髪も白髪である可能性が高いです。さらに、髪を抜くと薄毛にもつながるので、なるべくは抜かないのがベスト。白髪が気になるようなら、根元から切るかカラーリングなどで染める方がいいでしょう」

浜中先生曰く、今現在、白髪には効果的な治療方法がないそう。白髪が気になる場合は、白髪染めやカラーリングを使うのが適切な対処法になります。

よく、ワカメや海苔など海藻類が髪にいいという話は聞きますが、これらの食品には髪に良いとされるミネラルが豊富というだけで、白髪の予防につながる効果は残念ながら期待できません。

 

白髪は治療ができないからこそ、
別でカバーするという発想の転換も!

加齢による白髪は、治療や食事などの工夫で根本的に改善するのは難しいというのが、現状です。ただ、髪自体にツヤがあることで、同じように白髪が交じっている状態でも、白髪が目立たなかったり、健康的に見えたりといった効果も。

<ココがポイント>

「白髪が生えはじめた頃なら、見た目の印象が黒髪の部分に大きく左右されるので、黒髪にツヤがあるとそれをカバーする効果が期待できますね。だから、いい髪質をキープすることが意外と大切です」

また、白髪と同時に髪のボリュームが減ってきている場合は、薄毛の治療をするなど多角的に髪の改善を考えることも必要とのこと。

 

女性ホルモンと白髪の関係は?
環境の変化や過度のストレスも影響

加齢による白髪がでてくる時期については個人差が大きく、早い人では20代から生えはじめる人も。一方、50代でもほとんど白髪がないという人もいるそうです。

一般的には、30代後半から40代前半には白髪が生えはじめる人が多く、50歳を越えると髪全体に増えていくと言われています。

こういった白髪の出る時期や量などは、遺伝的な要素は大きく関わっているそうですが、年齢による女性ホルモンの減少とは因果関係はないとのこと。薄毛や抜け毛は、女性ホルモンのバランスの乱れや減少の影響を受けるそうです。

また、加齢による白髪とは別に、新型コロナウイルスの影響で、ストレスによって白髪が増える人も増えているようです。

<ココがポイント>

「コロナ禍によって生活環境の変化で白髪が増えたという相談は多いですね。先が見えない不安や、コロナ禍による環境の変化、感染することへの不安感などが重なると、自分でも気づかぬうちにストレスがたまり、結果的に白髪や抜け毛、薄毛の原因になっていることもあります」

ストレスは、髪はもちろん健康全般にとってよくないもの。ストレスをためないようにコントールするのはなかなか難しいですが、少しだけでも意識しておくことが大切ですね。

 

白髪の生えはじる時期や増えてくる時期に個人差があるものの、白髪問題は多くのアラフォー女子にとっては当然のカラダの変化。今現在は治療法がないからこそ、「では、自分はどうする?」という答えを見つけていくことが大事なのかもしれませんね。

「白髪が気にならないツヤのある髪を目指す」、「カラーリングでおしゃれをする」、「薄毛もケアして髪全体を元気にする」、「グレイヘアに挑戦する」など選択肢はさまざま。次回以降は、白髪の対処法として気になる、カラーリングやグレイヘアについて深掘りしていきます!

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