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[2020.12.23]「SDGs100人カイギ」で「企業とZ世代の挑戦」について考えてみました!

こんにちは。女子部JAPAN(・v・)のHicaryです。

最近、「SDGs(エスディージーズ)」という言葉を聞いたことがあるという人も少なくないと思います。

SDGsとは、「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称。
具体的に言うと、よりよい世界を目指すものとして定められた17のゴールと169のターゲット(具体的な目標)で構成されている国際目標のことです。しかもその条件となるのが、地球上の「誰ひとり取り残さない」こと。そして目標達成は、2030年を目指しています。
(詳細はこちら!)

このSDGsにまつわるプロジェクトが「SDGs100人カイギ」です。
毎回、SDGsにちなんだひとつのテーマに対して、2030年までに本気で世界を「変える」ことを目標に活動をしている4人が登壇。その話を起点に、クロスジャンルでゆるやかな人のつながりを生むことを目的に、ほぼ毎月開催しているカイギです。
ルールは、ゲスト登壇者が100人集まったら、解散すること。

SDGsの目標自体は大きいですが、「私たちにも取り組めることがあるはず!」。その思いから、女子部JAPAN編集部では、キックオフイベントからこの「SDGs100人カイギ」に参加しています。

今まで参加したSDGs100人カイギはこちら

2020年12月23日には、13回目のカイギが行われました。オンラインで参加したこの模様をご紹介します。

 

SDGsにまつわる企業とZ世代の取り組みとは?

今回のテーマは、「世界を変える、企業とZ世代の挑戦」。

Z世代とは、1990年代半ばから2000年代初めに生まれた若者のことを指します。
そのZ世代が活躍していたり、Z世代を対象にしていたりする企業の取り組みについての話が展開されました。

そのお話をしてくれたのが、こちらの4人のみなさんです。

左から

株式会社BIG EYE COMPANY Chief Environmental Officer(CEO) 大塚桃奈さん
株式会社教育と探求社 創発部 マネージャー 小柳佑衣子さん
キリンホールディングス株式会社 CSV戦略部 シニアアドバイザー 藤原 啓一郎さん
株式会社ユーグレナ 経営戦略部 経営企画課 石井友理さん

そして、各登壇者の話で、私が印象に残ったのはこちらです!

 

・ゴミゼロを目指す上勝町の取り組

2020年に新卒で、徳島市にある上勝町ゼロ・ウェイストセンターで働いているという大塚さん。
この上勝町ゼロ・ウェイストセンターというのが、ゴミゼロを目指す施設だそう。

そもそも、上勝町自体、2003年に自治体として日本で初めて「ゼロ・ウェイスト宣言」を行った地域。そのため、ゴミ収集車が走ることはなく、住人自身がゴミを「ゴミステーション」に持ち寄って、45種類に分別します。そして、そこから可能なものは再資源化することで、現在はリサイクル率が8割を超えているそう。

上勝町ゼロ・ウェイストセンターには、その「ゴミステーション」があるほか、上勝町の45分別などゼロ・ウェイストのための取り組みを体験できる宿泊施設もあります。

大塚さん自身は、大学時代留学先で、大好きなファッションが大量生産、大量廃棄されていくのを目の当たりにし、それを改善したい思いで、上勝町ゼロ・ウェイストセンターへ就職したのだとか。
今後、大塚さんの意見によってさらにゴミゼロに近づくような新しい取り組みが増えていく予感がします。

 

・企業と次世代が「対話する」ための教育の仕掛けづくり

小柳さんが取り組んでいるのは、生徒がリアルな社会を学ぶために、それを教材化して企業と生徒が対話するための仕掛けである「クエスト」というプログラムをつくること。

実際に教科書のような教材を作成し、それに沿って先生が授業しながら、時折企業の人に授業に参加してもらったりして学ぶ機会をつくっているのだそう。

この取り組みは生徒=次世代の学びの場になるだけでなく、彼らと企業人が対話することによって、企業の人が会社とは異文化の「学校」へ触れることになります。そして、そのことで企業人が得るものがあるのではないか。つまり、企業から離れることでフラットな立場になること、企業人がひとりの市民に戻る機会があれば、生徒から得た意見から企業活動もアップデートされ、社会そのものの持続可能性が高まるのでは? という仮説のもと行っているのだとか。

ちなみにプログラムで生徒に出される企業からの問いは、正解はないけど、リアルな問い。例えばこういったものです。

社会人でも考え込んでしまう内容ですよね。そこで、何も先入観のない生徒の思考を聞いてこそ、企業側の未来にもつながるし、思考能力を伸ばす体験という意味でもZ世代=次世代の教育にもつながっているのが素晴らしいと感じました。

 

・商品の向こう側にあるものに気づくワークショップ

藤原さんが取り組んでいるのが、中高生を対象に行っているワークショップ「キリン・スクール・チャレンジ」

キリンさんでは経営方針として、社会課題の解決を通じて、社会的価値と経済的価値を両立するCSV(Creating Shared Value)経営を進めているそうですが、それを行う理由のひとつが、次世代消費者の確保。その目的のためにもこのワークショップを行っているのだとか。

この取り組みでは、中高生が個人で応募すること、初めて会った人と意見を交わすことで気づきがあるため、必ず初対面の人とチームを組むというのをルールにしているそう。

テーマは「つながっている、わたしたちと世界」。キリンさんの商品には、持続可能な資源を使っていることを証明する認証マークを取得しています。それがどうやって取得されているのか……など考えていくと、飲み物が自分たちの手元に届くまで、さまざまな人や組織が関わっています。

それについてチームでディスカッションし、理解を深め、そしてその内容をまわりに伝えるための写真や動画をチームで作成。それをTwitterで発信していく取り組みです。

商品の向こう側に何があるか。人とディスカッションし、理解が深まれば、今後も持続可能なモノ・ことについて考えて行動するようになりますよね。
自分が中高生だったら、受けてみたかったワークショップだな…と思ったお話でした。

 

・未来を変えていくCFOの募集

石井さんが話してくれたのは、ユーグレナさんで選出している最高未来責任者・CFO(Chief Future Officer)のこと。

今働き盛りの30、40代ではなく、これからを生きていく世代でないと未来を変えていくには意見が足りないのではないか…という考えから、18歳以下というのが条件で2019年10月から、CFO選出の取り組みを行っているそう。

そしてユーグレナさんでは、初代CFOの意見から2021年中に商品に使用されるプラスチック量50%削減を目指すことを決定。またオフィスでもゴミの削減のため、ペットボトルのゴミ箱の撤去などさまざまな取り組みを進めたのだとか。

CFOからさまざまな意見をもらい、実現したいと思った項目がいっぱいあるけれど、予算などの都合上まだまだ取り組めていないことがあることに石井さんは悔やんでいましたが、助言されて即実行し、変わりはじめている姿に、個人的には感動しました。

 

ちなみに、今回も登壇者の発表の概要がわかるグラフィックレコーディングを実施。
グラフィックレコーディングとは、登壇者の話を聞きながら、リアルタイムでイラストを描き、発表内容をまとめていくものです。
今回のVol.13のイラストはこちらになります。

 

世の中に敏感なZ世代の思考が行動の後押しになる!?

今回参加してみて、特にユーグレナさんのCFOの助言でプラスチック削減に本格的に取り組み出したというお話が印象的でした。

大人になるとつい、本当はやったほうがいいことをいろいろ言い訳して先延ばしにしたり、取り組むまで腰が重かったりしてしまいます(個人的にも猛省)。

でも、CFOのように世の中に敏感な若い世代の意見を尊重すれば、SDGsの取り組みがより進んでいくことにつながるのかな、と思いました。

 

次回も編集部で参加予定。そのときのレポートもお楽しみに!

★私たちと一緒に「SDGs100人カイギ」に参加してみたい方は、こちらから応募してみてくださいね★

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