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【東京】#78 女性編集者によるガーデニング専門の編集プロダクション「3and garden」

日本全国でがんばっている女性を紹介する「のぼり坂47」プロジェクト。今回は、女性編集者から成るガーデニング専門の編集プロダクション「3and garden」の倉重香理さんに聞きました。

Webマガジンを中心に、ガーデニングにまつわる編集を手がける

3and gardenの活動は、主にWebマガジン「GARDEN STORY(ガーデンストーリー)」の記事制作・編集業務です。

「GARDEN STORY」は、膨大な植物情報や栽培方法などのガーデニングに関する情報のほか、料理やアレンジメント、クラフト、インテリアなど暮らしのなかでの花・緑の取り入れ方を提案しています。
花のある暮らしを楽しむ人々の実例を「私の庭・私の暮らし」として多数紹介するほか、生産者や育種者、園芸店、ガーデンデザイナーなど花にまつわる仕事にもフォーカス。緑のある暮らしの魅力を広く伝えながら、園芸業界の発展に貢献しています。

2020年7月からは同マガジンの会員サイト運営もスタート。定期的にオンラインサロンを開催し、ガーデニング講習会などを行ったり、会員同士の交流の場を提供しています。

また、2021年3月中旬には(株)KADOKAWA(角川書店)から「GARDEN STORY」の書籍『花や実を育てる飾る食べる 植物と暮らす12カ月の楽しみ方』が発行されます。

“花や緑がそばにある12カ月”をテーマに、ガーデニング、クラフト、レシピなど1年を植物と暮らすアイデアと栽培ハウツーをたっぷり紹介している本です。本書に沿って草花を選んだり、植えたり、収穫しているうちに、ガーデニングの基本が自然に身につき、憧れの花と緑のある暮らしの夢を叶えます。

Webマガジン関係以外では、NHK出版から刊行されている『趣味の園芸』テキストの編集・ライター業務を担当しているほか、ガーデニング関連書籍の編集も行っています。

長年のガーデニング雑誌の編集力を活かし、仲間とWeb媒体を立ち上げ!

ガーデニング雑誌の編集を長く務めた仲間同士で、より幅広い層に植物や植物のある暮らしの豊かさを届けるために、媒体の業態を「紙」から「Web」にしようと会社を立ち上げたのが、私たちの活動のきっかけです。


3and gardenの代表取締役であり、「GARDEN STORY」の編集長を務める倉重香理さん

長年、培った人脈や編集技法がそのまま活かせる面もある一方で、記事の作成方法においては紙とまったく異なる手法を求められる場面も多く、最初は戸惑うこともありました。
たとえば、誌面での言葉のチョイスは情緒的な魅力を追求してきましたが、その方法のみでは読者数を増やすのに限界があります。そこで、専門の方にご指導いただきながらWeb特有の記事作成方法を学んでいきました。

Webでは多くの人の目に触れる機会を得るために「検索ワード」を優先します。そのため、やや機械的な編集方法が必要で、そこに慣れるまでに多少時間を要しました。でも、新しい手法を学ぶのは新鮮でおもしろかったです。

Webでの読者獲得の基本テクニックを学んでからも、単に読者は「検索ワード」のみで数が得られるわけではなく、純粋な記事の魅力(取材対象の魅力や熱量、記事の文章力・構成力など)にも閲覧数が比例していることがわかってきました。
Web媒体ではありますが、血の通うメディアであることを自負し、今後もそうあるべきと思っています。

コロナ禍で緑に癒やしを求める人が、利用しやすい環境にしたい!

2020年はWebマガジン「GARDEN STORY」開始から3年を経て、記事数の充実とともにコロナの影響でライフスタイルが見直されるという社会的背景が大きく影響し、訪問者数が前年比780%という驚異的な増加率を記録。月間約750万PVを達成しました。

読者数が一気に増え、読者の方から寄せられているご質問やご要望に一つひとつ対応するのが難しくなったため、2020年7月より会員制度(有料)として「ガーデンストーリークラブ」をスタートさせました。
ここでは、会員の方から寄せられたガーデニングなどに関する質問やお悩みに対し、執筆陣をはじめとした専門家が回答。みなさんのガーデニングライフをサポートしています。また、定期的にオンラインサロン・レッスンを開催し、会員の学びの機会を提供するほか、掲示板などを通して会員同士の交流の場を提供しています。

大きな社会構造の変化に伴い、緑の癒やしや交流の場の必要性を今まで以上に感じており、より多くの人が利用しやすい形で会員制度を発展させたいと思っています。

全国の女性へメッセージ

これまで園芸の世界は男性中心でしたが、女性ならではの感性が入ることによって、花の色合いもガーデンのあり方や使い方も、これまでにはない広がりを展開しはじめています。

また、女性は誰しも暮らしのクリエイターで、心地よい空間を作り出す才能に満ちあふれています。庭は最も暮らしに身近な自己表現の場でもあり、庭やベランダでガーデニングを楽しんでくれる人が増えれば増えるほど、日本の景色は美しくなるはず。

女性のやわらかな感性で、美しい世界をつくりましょう!

 

★好きな言葉★

日のさす方へ、日だまりの方へ

どんな植物も、日のあたる方へ伸びていきます。発芽したての小さな芽も、人も同じで、生き物はみんなそういう風にできている。

たくさんの情報があふれる現代ですが、私たちは、日のあたる方へ、日だまりの方へ読者を導くコンシェルジュのような存在でありたいと思っています。

 

ガーデニングに関する編集を専門に扱う編集プロダクション「3and garden

3and gardenは、ガーデニングに関する編集業務を専門に取り扱う編集プロダクションです。Webマガジン「GARDEN STORY」の記事制作・編集業務や、NHK出版より刊行されている『趣味の園芸』テキストの編集・ライター、その他、ガーデニング関連書籍の編集などを行っています。

WEBマガジン「GARDEN STORY」:https://gardenstory.jp

 

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