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[2021.1.27]「SDGs100人カイギ」で「ゲームと学びの挑戦」について考えてみました!

こんにちは。女子部JAPAN(・v・)のHicaryです。

最近、よく耳にするようになってきたのが「SDGs(エスディージーズ)」。

SDGsとは、「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称です。
具体的に何を指すのかというと、よりよい世界を目指すものとして定められた17のゴールと169のターゲット(具体的な目標)で構成されている国際目標のことです。しかも地球上の「誰ひとり取り残さない」ことが条件。そして2030年に目標を達成させることを目指しています。
(詳細はこちら!)

このSDGsにまつわるプロジェクトとして誕生したのが「SDGs100人カイギ」です。
毎回、SDGsにちなんだひとつのテーマに対して、2030年までに本気で世界を「変える」ことを目標に活動をしている4人が登壇。その話を起点に、クロスジャンルでゆるやかな人のつながりを生むことを目的に、ほぼ毎月開催しているカイギです。
ルールは、ゲスト登壇者が100人集まったら、解散すること。

SDGsの目標自体は大きいですが、「私たちにも取り組めることがあるはず!」。その思いから、女子部JAPAN編集部では、キックオフイベントからこの「SDGs100人カイギ」に参加しています。

今まで参加したSDGs100人カイギはこちら

2021年1月27日には、14回目のカイギが行われました。オンラインで行われたこの模様をご紹介します。

 

SDGsを学習するためにゲームが挑戦していることとは?

今回のテーマは、「世界を変える、ゲームと学びの挑戦」。

「ゲーム」と聞くと、遊びのゲームを思い浮かべる人も多い気がするのですが、今回登壇された方が手掛けたゲームはまさしくそれ。カードゲームやボードゲームなどを通して、楽しみながらSDGsについて学べるというものです。

そして今回、その取り組みについてお話をしてくれたのが、こちらの4人のみなさんです。

左から

株式会社プロジェクトデザイン 代表取締役 福井信英さん
金沢工業大学 SDGs推進センター長 経営情報学科准教授 平本督太郎さん
一般社団法人未来技術推進協会 グラフィック デザイナー 児玉渉さん
一般社団法人イエローピンプロジェクト ファウンダー リトルスタジオインク株式会社 代表取締役 町田保さん

そして、各登壇者の話で、私が印象に残ったのはこちらです!

 

・個人の小さな行動でも世界を変えられることを疑似体験できる

福井さんが手掛けているのは、研修で用いるビジネスゲームの企画・開発。そのひとつとして、SDGsが学べるゲームが生まれました。それが、「2030SDGs」。

これまで、学校や官公庁、企業研修でも使われてきましたが、国連本部でも利用されたことがあるゲームだそう。

ゲームは、5〜50人が参加可能。複数人でチームを組み、コミュニケーションしながら競争していくカードゲームです。

福井さんいわく、ゲームは現実を模すのに適しているので、プレイすることで学びの効果を最大化できることがゲームの利点。

たとえば、SDGsの目標になるような社会の大きな問題にぶつかったときに、自分ひとりで何かを変えようとしても、変えられないんじゃないか。つまり自分は無力なのではないかと思ってしまいがちですよね。
でも、ちょっとした自分の思考や行動だけでも、それが巡り巡って大きな変化を生み出すことができるかもしれません。その感覚を、ゲームをすることによってつかめる可能性が高いという話を聞いて、とても納得しました。

 

・大人も子どもも平等に意見をかわせるゲーム

平本さんは大学で学生とともにSDGsにまつわるゲームなどの企画を行っているそう。

そこでつくられたSDGsを学べる教材が、「THE SDGs アクションカードゲームX(クロス)」。無料でダウンロードできるほか、スマホアプリ(Android)や有料製品版で体験することができるゲームです。

ゲーム内容は、トレードオフカード(SDGsの17ある目標を達成するためにとった行動で出てきた別の問題点が書かれている)を解決するために、リソースカード(技術やモノなどが書かれている)を使って、自分のアイデアを言っていくというもの。

 

平本さんがこのゲームで重視していたのは、大人も子どもも一緒に取り組むこと。そうすることで、大人も子どもも同じ立場でものを考えることができるし、取り残されがちな人が取り残されないから。

また、社会を変革するにはルールの作り方を学んでいくことも重要とのこと。確かに、ゲームを通して問題解決のためにアイデアを出していく体験は、変革への第一歩になりそうだと思いました。

 

・SDGsを身近に感じられるボードゲーム

SDGsに対する心理的ハードルを下げるためゲームをつくったと言っていたのが児玉さん。

できあがった「Sustainable World BOARDGAME」とはボードゲームで、限られた時間のなか、予算を活用しながらほかのプレイヤーと協力して、SDGsの17の目標スコアを最大化すること、自社を成長させること、この2点をゴールとするゲームです。

ゲームで活用するミッションカードには、社会課題と実際の取組み事例が書かれているので、それ自体でSDGsの勉強になります。またそのカードの左上にはミッションを実施したときにプラスになるSDGsのスコア、右下には実施した際トレードオフでマイナスになるSDGsのスコアが書かれています。

SDGsには実行するとどうしてもマイナスになってしまうトレードオフの関係も学べます。それだけでなく、マイナスも考えた上で、SDGsの17の目標スコアを最大化する方法についてよく考える必要がでてきます。
なので、学びもゲームとしての楽しみも盛り込まれていますし、児玉さんの目的である、SDGsの心理的ハードルも下がるうまいゲームだと感じました。

 

・プログラミングでSDGsを理解する

町田さんが紹介したのは、「プログラミングで海のSDGs!」という企画で行った、子ども向けのプログラミングゲーム。

チームで、船を動かして魚を獲らせる漁業のプログラミングをまずつくってもらいます。そのプログラム通り、どんどん魚を獲らせてしまうと、次第に魚が減っていきます。その「乱獲」をさせないために、今度は漁獲量を制限するプログラムをつくります。けれど、今度は儲からない仕組みになるので、大人の魚は獲って、子どもの魚は逃がすプログラムを作成。
そのようにすることで、子どもたちに漁業の問題点を理解させる取り組みを行ったそう。

こういった漁業の問題点は、理屈として大人はわかっているつもりでも、大人も同じ体験をしたら、子どもと同じ発見や気づきが見つかる気がしました。

 

ちなみに、今回も登壇者の発表の概要がわかるグラフィックレコーディングを実施。
グラフィックレコーディングとは、登壇者の話を聞きながら、リアルタイムでイラストを描き、発表内容をまとめていくものです。
今回のVol.14のイラストはこちらになります。

 

ゲームのおかげで、よりリアルにSDGsの問題に直面できそう!?

4人の話を聞いて、ゲームをすることで、SDGsの問題を深く理解できたり、その問題がよりリアルに身近な問題として捉えたりすることができるようになると感じました。

ちなみに個人的には、SDGsができる前に町田さんがつくったと紹介していた「Myべんと!」というゲームが気になりました。

お弁当に入れるおかずなどの具材を選ぶと、その食材にかかったCO2の排出量などがわかるというゲームです。
普段何気なく食べているものでも、地球に負担をかけていることを知ることができる内容。
ちょっと怖い気もしますが、現実を目の当たりにできますし、そこから自分ができることを考えるのにはいいゲームだなと思いました。

ただ現在はシステムの都合上休止中。これからスマホアプリとして復活予定らしいので、配信されたらトライしてみたいと思います!

 

次回も編集部で参加予定。そのときのレポートもお楽しみに!

★私たちと一緒に「SDGs100人カイギ」に参加してみたい方は、こちらから応募してみてくださいね★

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