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【青森】#84 女性が主役の流鏑馬大会『桜流鏑馬』を開催する「十和田乗馬倶楽部」

日本全国でがんばっている女性を紹介する「のぼり坂47」プロジェクト。今回は、青森県で女性限定の流鏑馬大会「桜流鏑馬」を主催している「十和田乗馬倶楽部」の村井純麗さん、そして大会運営をサポートする「にんじんサークル」の金子実夏さん・髙田美緒さんにお話を聞きました。 

日本初!女性のための流鏑馬大会『桜流鏑馬(さくらやぶさめ)』
 
桜流鏑馬(さくらやぶさめ)」は、2004年から毎年4月に青森県十和田市で行われている女性限定の流鏑馬大会です。馬を駆るのは全て女流騎士。馬は和種(日本の馬)。そして、馬が駆け抜ける鉄砲馬場(やぶさめの走路)は満開の桜並木の下と、見ごたえたっぷりの大会です。
日本各地で行われている流鏑馬は、そのほとんどが奉納行事であるため、女性が行うことはかないません。しかし、和式馬術に憧れ、競技として流鏑馬を愛好する女性も実は多いんです。そんな女性が参加できる機会を作ろうと、桜流鏑馬は誕生しました。
 
例年の来場者は2日間で2万人ほど。桜並木の下を和装した約30名の華麗な乙女たちが次々に疾走していく光景に、県内外からのお客さまは大盛り上がりです。
 
大会開催にあたり、北里大学の「にんじんサークル」のみなさんには大変助けられています。

「にんじんサークル」は、十和田市にある北里大学獣医学部に通う大学生で組織された乗馬サークルで、当社と連携協力体制にあり、普段の活動は当クラブにておこなっています。馬に乗る機会とそれに伴う技術指導をおこなう代わりに、馬の世話やイベントの協力をしてもらうという互助関係にあり、卒業に伴う代替わりをしながら20年以上続いています。
桜流鏑馬においても、出場者として参加してもらうだけでなく、イベントを支える裏方として、多くのメンバーが活躍してくれています。「にんじんサークル」がいないと「流鏑馬」ができないと言っても過言ではないくらいです。


にんじんサークル集合写真

<運営をサポートした、にんじんサークルの金子さん>

大会では、出場する馬の和装を手伝ったり、流鏑馬の的を交換したり、タイムを図ったり、競技運営に関わる全般のサポートをさせていただいています。

2021年はコロナ下での開催となりましたが、それでも29名の女流騎士に参加いただき、大成功のうちに開催することができました。

<大会に出場した、にんじんサークルの髙田さん>

緊張はしましたが、的に当たって観客席から「おお~!」という歓声をいただくととても嬉しく、練習を頑張ってよかったなと思います。「今もしかして私カッコいいんじゃ!?」なんて思ったり(笑)。吹雪の中、馬と思い切り走れて、とても気持ちよかったです!

 

女人禁制の神事「流鏑馬」をやってみたい!そんな声から動き出す

流鏑馬(やぶさめ)は、神事として、男性のみが参加できるものです。でも、そんな流鏑馬をやってみたい女性は少なくなく、女性が流鏑馬をやれる機会を作ろうと、性別も年齢も関係なく誰もが楽しめる「スポーツ流鏑馬」を2002年から始めたことがきっかけとなりました。

十和田乗馬倶楽部では、女性が主役となって競う「桜流鏑馬」をはじめ、10月の世界大会、八戸大会、遠野大会など、8大会の主催や開催サポートをしています。昨年からは九州でもスポーツ流鏑馬の大会が行われるようになりました。これまでの大会参加者は延べ400人ほど。大会も全国各地で開催されるようになり、少しずつ広がってきています。

桜流鏑馬の大会では、4年ほど前から地域団体の方と協力して、ピンクリボンの啓発もあわせて開催するようになりました。

「にんじんサークル」に加入したきっかけ

動物の世話ができる部活に入りたいと思い、友人に誘われたのがきっかけでサークルに加入しました。朝5時頃から馬の世話をするなど、入部当初は慣れずに大変にも感じましたが、今はそれも慣れて馬との生活を楽しんでいます。(にんじんサークル・金子さん)

スポーツ流鏑馬をきっかけに、和種馬の魅力を知ってほしい

桜流鏑馬大会を継続していくのはもちろん、今後はスポーツ流鏑馬をさらに広げていきたいですね。そして桜流鏑馬やスポーツ流鏑馬をきっかけに、馬に興味がもってくれる人が増えたり、実際に乗馬してみる人が増えたり乗馬人口が増えてくれることを願っています。

また、十和田は馬の馬産地としても歴史があるため、そういったこともあわせて広めていければと思っています。

流鏑馬を始めたきっかけの一つが、「和種馬(日本古来の馬)が活躍できる場を作りたい」ということでもありました。桜流鏑馬に出場する馬はすべて和種馬ですが、日本古来の伝統武芸を行うにはやはり日本の馬が最適です。なんとか和種馬の活躍の場を増やし、和種馬を残していけたらとも思っています。

にんじんサークルに入って感じた馬の魅力は?

十和田乗馬倶楽部の子たち(馬たち)は、みんないい子でのんびり屋さんでとても可愛いんです。一緒にいると癒されるし、かけがえのない友だちみたいな存在です。(にんじんサークル・髙田さん)

サークルに入るまで犬や猫などの動物も飼ったことがなかったのですが、今はお馬さんが大好きになりました!ぬいぐるみみたいに可愛いです♡(にんじんサークル・金子さん)


にんじんサークル・金子さん(左)/髙田さん(右)

全国の女性へメッセージ

コロナ下で外出する機会も減り、社会全体も元気がありませんが、マスクの下でも笑顔を忘れずにいることで明るくなることもあると思っています。笑顔を忘れずに、一緒にがんばりましょう!!

馬には人を癒す力があります。(ホースセラピ―)家庭でイヤなことがあったり、仕事で上手くいかないことがあったりしたとき、ぜひ馬に会いにきてみてください。コロナ前は、東京などから定期的に通って来られる方も多くいらっしゃいました。落ち着いたらぜひ、十和田乗馬倶楽部に来てくださいね!

★好きな言葉★

伝統

私たちが流鏑馬にハマったきっかけである、古くから伝わる「かたち」「やり方」「考え方」を正しく理解し、後世に伝えていきたいという思いから、この言葉を選びました。

「桜流鏑馬」十和田乗馬倶楽部にんじんサークル

●十和田乗馬倶楽部

〒034-0001 青森県十和田市大字三本木字佐井幅115-2
TEL:0176-26-2945
FAX:0176-26-2946

 

●にんじんサークル

Twitter:twitter.com/ninjin_circle
Instagram:instagram.com/ninjin_circle

 

のぼり坂47では、全国各地で活躍する女性・団体を募集中! 応募方法など詳しくはこちら

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