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「SDGs100人カイギ」で「地域を変える挑戦」について考えてみました!

こんにちは。女子部JAPAN(・v・)のHicaryです。

ここのところ、メディアなど各所で見聞きするようになってきたのが「SDGs(エスディージーズ)」。

SDGsとは、「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称。
よりよい世界を目指すために定められた17のゴールと169のターゲット(具体的な目標)で構成されている国際目標のことです。しかも目標をクリアする条件として地球上の「誰ひとり取り残さない」というのがあげられています。そして、2030年に目標が達成されることを目指しています。
(詳細はこちら!)

このSDGsにまつわるプロジェクトとして行われているのが「SDGs100人カイギ」。
毎回、SDGsにちなんだひとつのテーマに対して、2030年までに本気で世界を「変える」ことを目標に活動をしている4人が登壇。その話を起点に、クロスジャンルでゆるやかな人のつながりを生むことを目的に、ほぼ毎月開催しているカイギです。
ルールは、ゲスト登壇者が100人集まったら、解散すること。

SDGsの目標自体は大きいですが、私たちでも取り組める何かを見つけるため、女子部JAPAN編集部では、キックオフイベントからこの「SDGs100人カイギ」に参加しています。

今まで参加したSDGs100人カイギはこちら

そして2021年4月28日には、17回目のカイギが行われました。オンラインで行われたこの模様をご紹介します。

 

地域を変えるために挑戦していることとは?

今回のテーマは、「地域を変える挑戦」。
実は、地球のなかで都市は3%しかないにもかかわらず、人口の55%は都市で暮らしているそう。そこで問題となるのが、SDGsの11番の目標「住み続けられるまちづくりを」が達成できるかどうか。というのも、現状では都市部だけで地球温暖化を進めると言われている炭素排出量が75%も占めてしまい、目標の11番が達成できない可能性が。

そこで、今回は地域を変えるためにどのような取り組みを行っているのか、こちらの4人のみなさんが登壇し、お話してくれました。

左上から反時計回りに

NPO法人 SDGs Spiral 代表 森川妙さん
豊田市 企画政策部 未来都市推進課 課長 中神泰次さん
京都市ソーシャルイノベーション研究所(SILK) フェロー、エンコミュニティラボ 代表 山中はるかさん
一般社団法人インパクトラボ 代表理事 上田隼也さん

そして、各登壇者の話で、私が印象に残ったのはこちらです!

 

・人を巻き込んで実行したおかげで、商店街の取り組みがSDGs関連の賞をもらうまでに!

森川さんは、北九州市小倉北区魚町にある魚町銀天商店街での取り組みを話してくださいました。

SDGsのコーディネーターとして商店街のお話を聞いたところ、すでにそこで実行していること自体がSDGsに貢献していると感じたらしいのです。
それで、商店街の人々のSDGsに対する認知度を高めるためにも、取り組みを客観視できるように商店街の日常の風景を撮影しようとまわりに呼びかけ実行。しかもそれを映像作品として第1回SDGsクリエイティブアワードに応募したところ、ゴールド賞を受賞! また第3回ジャパンSDGsアワード内閣総理大臣賞の受賞にもつながったとのこと。

ここまでつながったのは森川さんいわく、「人を巻き込んでいった」ことがポイントだそう。自分自身が苦手なことを得意な人がいるかもしれない。また自分がやりたいことを話せば協力してもらえるかもしれない。そうやっていろいろな人を巻き込むことで、商店街の取り組みがそもそもSDGsにつながっていて、そのことを発信してみたら、賞をもらえて……となったようです。

「仲間をつくったことで、ここまでできた」と森川さんが言っていたのですが、地域を変えるには「住み続けられるまちづくり」が達成できるような取り組みをするだけでなく、SDGs目標の17番にある「パートナーシップ」を活用していくことも、必要なのかもしれないと感じました。

 

・田舎と都市部が共存できるような生活スタイルを促す

山村と都市の両方を持つ豊田市。中神さんいわく、豊田市ではどちらもうまく共存していくように「SDGsみらい都市」としてさまざまな取り組みを行っているそう。

都市部では、先端技術を用いた乗り物などがつくられ、豊田スタジアムや美術館など文化やスポーツが楽しめる施設が充実しています。
一方、田舎では紅葉や桜など四季折々の景色を楽しめたり、農作物の栽培も行われたりしています。
それらの特徴を活かすために、山村部に住む高齢者の移動支援やセグウェイのようにひとり乗りできるパーソナルモビリティの開発・利用、田舎と都市部の交流を促すため、田舎での農作物体験や移住支援も行っているのだとか。

働くときは都市、家や休日は田舎で過ごす……というメリハリのある生活がスムーズにできるようになったら、「住み続けられるまちづくり」へ貢献できるだけでなく、より生き生きとした日常生活が送れるようになりそうですよね。

 

・消費することでより良い社会づくりに貢献できる商品やサービスがわかるマップの作成

山中さんは、京都市ソーシャルイノベーション研究所(SILK)という京都市の補助事業として地域事業に取り組んでいたそう。

ここでは、京都市でのソーシャルビジネスの啓発や支援として、セミナーや相談会を行っています。
具体的には、「学び育つ場」として、コンサルティングやイノベーション・キュレーター塾の運営、「つながる場」として、多様な生き方や働き方を実現するための連続セッション、そして、「ひろがる場」として、これからの1,000年を紡ぐ企業認定、「ソーシャルプロダクトマップ」の作成などを行っていたそう。

個人的には、「ソーシャルプロダクトマップ」がおもしろい取り組みだなと感じました。このマップは何かというと、ソーシャルプロダクト(消費することが“より良い社会づくり”に直結する製品やサービス)を扱う企業がわかる地図なんです。
買うこと・使うことで、自分の満足度が上がるだけでなく、社会貢献につながるのなら、積極的に利用したいと思いました。

こういう取り組みが、京都市だけでなくほかの地域にも広がるといいですよね。

 

・地元の高校生を中心にした起業家教育を実施

教育の観点から地域とSDGsについての取り組みを行っていたのが上田さん。

滋賀県を拠点に活動していて、昨年、「もりやまキャリアチャレンジ」と題して、琵琶湖が近い守山市で高校生を中心にした起業家教育推進事業を行ったそう。

なぜ高校生かというと、学校と社会の文化にちがいがあり、そこを翻訳する人が必要だと感じたため。また、起業に積極的な人を高校生の時点で見つけておくほうが、地域のキープレイヤーに育つ可能性があるとも考えていたそう。

「大人ではない目線で物事を見る人がいたほうが、地域の問題や魅力を発見できる可能性があるのでは?」とも言っていて、とても納得しました。

ひと捻りある発想力で地域を盛り上げる企画を考えていて、「住み続けられるまちづくり」という目標においては、こういう取り組みも重要なのではないかと感じました。

 

ちなみに、SDGs100人カイギでは毎回、登壇者の発表をその場でイラストに描き起こすグラフィックレコーディングも行われています。今回のVol.17のイラストはこちらになります。

 

地域の取り組みのなかに、個人でもできるヒントがある!?

今回はテーマが「地域」だったので、ある特定のエリアで行っている取り組みを紹介する内容でした。
だから、個人としてはどうすればSDGsに貢献できるのか……。そう考えたときに、たとえば京都市の「ソーシャルプロダクトマップ」のように、自分の住んでいる地域などで何かアクションすることで社会貢献につながるサービスにトライしてみることや、自分のエリアになければ、インターネットからでも参加できるものにチャレンジしてみるなどが、個人でもできることなのかな、と思いました。

今回の地域の取り組みをヒントに、自分ができることを考えてみるのもいいですね。

 

ちなみに次回の「SDGs100人カイギ」も編集部で参加予定。レポートもお楽しみに!

★私たちと一緒に「SDGs100人カイギ」に参加してみたい方は、こちらから応募してみてくださいね★

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