こんにちは。女子部JAPAN(・v・)のおぜきです。
コロナの状況も少し落ち着いてきて、お天気もいい感じだと「そろそろお出かけしたいなぁ~」となりますよね。でも密の状況はやっぱり避けたい…。そんな方にぴったりな場所が、千葉県市原市にありました!
都心から最短1時間ほどの千葉県市原市の里山を舞台に、世界のアーティスト作品を展開する房総里山芸術祭『いちはらアート×ミックス2020+』。開催中の『いちはらアート×ミックス2020+』は、2021年12月26日(日)までの期間中、小湊鉄道を軸とした9つのエリア(五井、牛久、高滝、平三、里見、月崎・田淵、月出、白鳥、養老渓谷)で、90点ものアート作品が展示されています。
今回は市原市の南側エリアをe-bike(電動アシスト付き自転車)で巡る、アート×自転車ツアーに参加してきましたので、その様子を写真を中心にレポートしちゃいます♪
懐かしくも新しい!?市原の里山で現代アートを楽しむ『いちはらアート×ミックス2020+』
いちはらアート×ミックス2020+は、もともと2020年3月に開催予定だったのですが、新型コロナウイルス感染症の影響を受け、1年超の熟成期間を経てようやく実現しました。
各アートスポットを巡りながらスタンプラリーも楽しめる「いちはらアート×ミックス2020+」作品鑑賞パスポートは、一度購入すると会期中、全ての作品を鑑賞できるパスポート(芸術祭の一部のイベントを除く)。会期中であれば、いつでも使うことができるのでお得。
アート作品は市原市の各エリアに点在しているため、一日ではとても周りきれません。何回かに分けて楽しむのも良し、宿泊してがっつりアート漬けになるのも良し、もちろん1日だけでも楽しめます♪
スタンプラリーを全てクリアすると記念グッズのプレゼントも!
e-bikeで巡る「いちはらアート×ミックス2020+」
今回は特別にツアーを組んでいただき、東京都内から市原市までは、自転車も積めるバス(B.B.BASE)で行ってきました。
スタイリッシュなデザインが格好いいB.B.BASEは、乗り物好きにはたまらないようで、バスを見て多くの方が写真を撮っていましたよ。
東京からバスに乗ること、1時間ほどでツアースタート地点の「高瀧神社」に到着。
まずは神主さんのお話しを聞きながら、本日のツアーの無事を祈り、みんなでお参りです。
参拝を済ませて、早速ツアースタートです!
思いっきり楽しむぞ~!!
高瀧湖の東岸に佇む「市原湖畔美術館」は、アート好きにはたまらないスポット。
エントランスに設置されている巨大なオブジェ「Heigh-Ho」は、肺胞を逆さまにしたイメージから作られたものだそう。天井のない開放的な空間に、のびのびとした存在感のあるオブジェが入場者を迎えてくれます。
壁をスクリーンに、電気仕掛けで動くオブジェが作り出す独自の空間を楽しめる、クワクボリョウタさん作「Lost Windows」。
美術館に併設されているミュージアムショップには、いちはらアート×ミックス2020+公式グッズの他、地元の特産品や可愛らしい雑貨類が並んでいます。
駅にもアートが! 里見駅にあるアート作品は、ソカリ・ドグラス・カンプさん作「Manmade」。
菜の花畑の中をレトロな電車が走る姿が有名な小湊鉄道ですが、五井駅~上総中野駅までの全線18駅のほとんどが1925年開業当時のままの駅舎が使われているそう! そんな昔ながらの姿で佇む各駅舎にも、さまざまなアートが展示されているんです。
月崎駅そばには、苔と山野草で覆われたアート作品、木村崇人さんの「森ラジオ ステーション×森遊会」があります。
森全体をラジオステーションと捉えたこちらの作品では、近隣の森の中から聞こえる自然の
音をライブで聞けるラジオステーションとなっています。YouTubeでもライブ音声を聞くことができるそうなので、ぜひそちらもチェックしてみてくださいね。(
YouTubeはこちら)
こちらの作品は、いちはらアート×ミックスの前身「2014中房総国際芸術祭」に出展された作品で、地元の方の協力のもと、現在もその姿を残しています。
e-bikeとは電動アシスト付の自転車。女子部JAPANでは過去にも
e-bikeツアーに参加しているのですが、かなり快適! 坂道でもすいすいのぼっていきます。ただ、日頃の運動不足でお尻の筋肉がなく、ちょっとお尻が痛い人も……。写真は、お尻の痛みをごまかしながら、ノリノリのこばなみ部長&たけだ編集部員。
サイクリングなら、こんな映えるスポットにも出会える! 人力で掘られた素掘りのトンネルも味があって素敵です。
普段自転車にの乗らない私…。風をきって走るのが気持ちいい~♪
紅葉を眺めながらのサイクリングなので、飽きることがありません!
養老川を山の上からパチリ。わりと高いところまで行ってきました。
今回は自転車でのサイクリングで市原を巡りましたが、電車でゆったりアートを見てまわることもできます。
小湊鉄道では、トロッコ電車が走っていますので、見ても乗っても楽しめますよ♪
懐かしい紙のきっぷ。見ているだけで、なんだかほっこり。
養老渓谷駅のホームにもアートが。陽が落ちてから楽しめる光のアートを見るために、ちょっと遅めの時間に訪れるのも◎。
月崎駅には、缶でつくったかわいい風鈴(!?)もありましたよ。
しめじやえのきがたっぷり入った炊き込みご飯が絶品の「里山トロッコ弁当」は、里見駅で購入できます。
吾妻堂(あずまどう)の「牛久饅頭」はもちっとした食感でいくらでも食べられそう! お店の最寄駅は上総牛久駅です。
見て、食べて、体感して。心も体もリフレッシュできる『いちはらアート×ミックス2020+』は、12月26日(日)まで!
アートを楽しみながら、房総の里山に癒される。そんな一石二鳥のお出かけスポットとして、ぜひ週末は「いちはらアート×ミックス2020+」に訪れてみてはいかがでしょうか? 開催期間は今月の26日(日)までなのでお早めに~!!
『いちはらアート×ミックス2020+』
■開催エリア
小湊鉄道を軸とした周辺エリア<五井、牛久、高滝、平三、里見、月崎・田淵、月出、白鳥、養老渓谷>
■開催日時
2021年11月19日(金)〜12月26日(日)
主な鑑賞時間:10:00〜16:00(施設やイベントによって異なります。)
※月/火曜日は休場
■チケット
・作品鑑賞パスポート
会期中、芸術祭の作品すべてを鑑賞できます(1作品1回のみ)。イベントは別料金です。
一般:3,000円/学生(高校生~大学院生):1,500円/小学生・中学生:500円/6歳未満:無料(税込)
※千葉県内市町村の小学生・中学生には、こどもパスポート無料引換券を配布しましたので、その引換券を持参してください。
・個別鑑賞券
作品鑑賞パスポートをお持ちでない方でも、作品を個別に鑑賞することができます。個別鑑賞券はそれぞれの会場内で購入いただけます。
■アクセス
東京、横浜から鉄道や高速バスを利用して約1時間〜1時間30分。車であれば40分前後です。羽田空港からも高速バスが運行されています。
詳しくはこちら:https://ichihara-artmix.jp/access/
■主催:いちはらアート×ミックス実行委員会
実行委員会会長 小出譲治(市原市長)