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【追記】私たちが女性リーダーを応援したい理由。F30プロジェクトを立ち上げるまでの想い

こんにちは。女子部JAPANを運営しています、小林奈巳です。

「F30プロジェクト」を立ち上げて数日経ち、なぜはじめたのかの理由が深掘りされていないなと気づき、追記しようと思いました。

以下、想いを綴っていきます。

理由1:そもそもなんで”女性”って枕詞がつくのか? 関係ないよね!?って思うけど、世間はぜんぜん。こりゃみんな、内面化してしまうのも当然だが、でも変だと思うことは声に出したい。

「女性活躍」という言葉を聞くにつれ、増していった性別に対するモヤモヤ。

2013年からライムスター宇多丸さんと連載している「お悩み相談室※」でも、寄せられるお悩みから、女性だから、女性らしく、結婚しなきゃ、子どもを産まなきゃ云々……。私たちは無意識のうちに「女性とはこうである」という昔ながらの固定観念が、刷り込まれているのかもしれません。

そもそも「女子部」というネーミングだっていいの? もやもや、ザワザワしてきて、このままでいいのかな……、私たちになにができるのかな……、なにかしないと……と焦った2021年、夏でした。

 

※ヒップホップ・グループ「ライムスター」のラッパーやラジオパーソナリティとして活躍する宇多丸さんと私、こばなみが、女性から届くお悩みに応える、女子部JAPANの連載(記事はこちら)。ほぼ毎週更新してきたお悩みのなからか選りすぐりを集めた書籍が発売中です!

 

理由2:“女性活躍推進”ってうまくいってると思う? 半径5mで生きる身近な女性リーダーに聞いてみたら、俄然、興味深く、”伝える”エネルギーが湧いてきた。

 

「女性活躍推進と言っているところがおそらく古い。もうジェンダーで語る必要はないのでは?」

「子どもがいる女性への支援は充実していますが、独身女性への支援はあまりないなと感じます」

「上長から、”会社としても女性にもっと活躍してほしいから”という理由でリーダーを進められたが、自分の能力や実績ではなく、女性推進のためのように聞こえてモヤモヤしました」

「熱量で話をしているのに、女性は感情的という目線で見られがちだった」

「同じ女性目線で話そうとしても子持ち/子なしで別グループと線引きされている感じがしてモヤモヤした」

「何度も言いますが、”女性だから”という観点は無いです」

出典:Q.女性活躍推進はうまくいってると思いますか?
女子部JAPAN、身近な女性リーダー50人のアンケートから抜粋

 

たとえば女性活躍推進について。モヤモヤしながらも、部下をまとめ、ビジョンに突き進む女性リーダーたちとたくさん話しました。その声はそれぞれエネルギーに満ち溢れ、ときに怒気を含むものであったり、まさに生き様!でした。

女性リーダーとして、誰もが語ることが想像以上にあり、取材をする私たちも大いに語り、取材時間はいつだってオーバー。でもそれは、みんな、真摯に仕事、社会に立ち向かっている証拠。

これだ、伝えたいことは!少し光が見えてきた2021年、冬でした。

 

理由3:有名人じゃなく、やっぱり半径5mにいる身近な女性リーダーを応援することが“女性活躍”、さらにその先の”誰もが活躍”につながると本気で思う。

 

そんななか、20〜30代の女性の約7割が管理職になりたくない、約6割がリーダーになりたくない、と考えているというデータ(※1)を見つけました。

 

出典:博報堂キャリジョ研 「女性のキャリア意識調査」 (2021年6月)

 

そうか……。そりゃそうで、人の思いはそれぞれ。

だけどもしかしたら、女性リーダー(管理職)に対して誤解されていることもあるんじゃないか?

そんな思いも生まれ、いっそう私たちは女性リーダーたちをたずね、生き様を知りたくなりました。

 

結局、私たちが何をやっていくか。メインコンテンツは女性リーダーたちが仕事において誰もがぶつかるコミュニケーションの壁を、どうやって乗り越えたか?を聞き出すことにしました。

そこに彼女たちの価値観や倫理観、志からスキルまで、そのすべてが詰まっていると思ったからです。

強く生きるその様を取材することで、私たち自身も毎回エネルギーをもらっています。

そんな力をどんどん伝播していったら、みんながモヤモヤしている女性活躍の件だって、いい方に向かうに決まっている。

言わずもがな、日本はジェンダーギャップ後進国。政府が掲げる“女性活躍推進”を掲げて、企業も両立支援のサポートを行っています。女性リーダーをサポートするための情報はたくさんあり、成功者のノウハウなどもいっぱい。でも、その多くは自分とかけ離れた、キラキラした(もしくはバリバリとした)リーダー像ということが多く、一層、「私にはリーダー職はムリ」と感じさせているようにも思います。

方向性が定まり、進むべき道が見えてきた2022年、初春でした。

 

私たちが届けたいのは、とび抜けた才能を持つ自分とはかけ離れた女性リーダーの声ではなく、悩んだり失敗したりしながらも、ワクワクしながら仕事をしている、身近で等身大の女性リーダーたちの話。

すいすい泳いでいるように見えるかもしれないけれど、プールの水面下では足を必死にばたつかせて、前へ前へと進んでいる、そんな彼女たちの声をF30プロジェクトでは届けていきます。

 

 

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