【生声直送!すっぴんライフ】おひとりさまのみなさん、ズバリその一番の理由を分析すると?(調査70)

女子部員たちのココロをハダカにして無意識な気持ちを探る「すっぴん調査」。今回は結構デリケートな話題「結婚」に関して。デリケートな話題ですが、安心して下さい! 現在「離婚に向けて別居中」という、デリケートゾーンの塊みたいな状態のいわたがお送りしますので! 「おひとりさま」のみんなの思っている「結婚」というものに迫ってみますよ〜!
(テキスト:女子部JAPAN (・v・) いわた)
Q. おひとりさまの人、その一番の理由を分析すると?
<回答者数85人/複数回答> (2017年7月15日 第8回すっぴん調査会+WEB調査にて)
<すっぴん結果>
「断固結婚したくない」わけじゃありません
すっぴん女子たちの声を聞いていて感じたのは、未婚女子にとって一番鬱陶しいこと、それは「他人が結婚できない理由を分析してくる」ということでした。周囲からの「なんで結婚していないの?」攻撃に始まって、果ては趣味や性格にまでケチをつけられたり。その上、半人前扱いまでされてしまうことさえあるようで…。いざやる気を出して婚活サービスを使ってみたりしても、なかなか思うような人に出会えなくて、「そんなもんでしょ」と諦めつつも、よそでは 「趣味から結婚に発展した」とか「滅茶苦茶な性格だけど結婚生活が続いている」ということを小耳に挟んでいるうちに…「もはや結婚の意味がわからない」境地に達した(ワタクシも今ココですが笑)女子もいるようですが、自分で焦っても、なんだかんだと周りが世話を焼いても、 実際のところ「こればっかりはご縁」なのかもしれませんが…?
一人前とか半人前とか、
変人だとか、放っておいて〜!
親戚から「結婚して一人前」みたいなことを言われる。(エリーさん)
半人前にあつかわれる。(メグミさん)
仕事を一緒にする男性(年上)から「結婚する気ないんでしょ?」って言われたり、50代の男性に「なんで独身なの?一人が好きなんでしょ?」とよく聞かれる。大きなお世話!(あやぺさん)
既婚者の方に「結婚は?」と聞かれた時や、彼氏がいらっしゃる方に「好きな人いないの?」と聞かれた時も、勝手に被害者意識を持ってしまいます。(きらりさん)
ヲタで独身だとなんでもヲタのせいにされるのが面倒だった。(まさゆきさん)
田舎なので特に、実家に帰る度に親戚に「結婚はまだか」というようなニュアンスのことを言われる。(akiさん)
充実していても結婚していないと変人だと思われる。(あめこさん)
47歳未婚って聞くと何か問題あって結婚できないんだろうなって思われるし自分でも思ってしまう。最近はたまに「死別」と嘘をつくこともあります(涙)(さっこいさん)
独身時代、女性向け商品を企画する部署にいた際に、男っ気がないから女ゴコロを掴む商品が作れないんだと既婚の先輩に言われたのがいやだった。(編集部員・さかい)
理性的に考えれば、「いやいや、結婚していれば一人前ってわけじゃないでしょ、ははは」と即座に分かるのですが、念のこもったような「オコトバ」を浴びている時は辛いですよね…。「結婚して一人前」なんて古めかしい言葉、男性に向けてのモノかと思っていたら、ところがどっこい、女の人にもバッチリ使われていたのですね。むしろ「子供を産む産まない」というよりデリケートな部分にも繋がってくるので、お天気の話をするようには使って欲しくないと切に感じます…。両親から「孫の顔が見たい」と言われたら、「気持ち」を受け止めることはできるかもしれないけれど、そこで一人前だの半人前だのと言われた日には、「私、チャーハンじゃないし!」とちゃぶ台をひっくり返したくなりますね。
ねえ、なんでそんなに結婚させたいの?
20代後半からずっとお見合い話が絶えません。切り抜けるのに一苦労。(なつきさん)
「なんで結婚できないのか考えたことある?」とか言われた。(ぐるりさん)
とりあえず色んな人から挨拶がわりのように「結婚しないの?」と聞かれていました。(taguさん)
母や周りから、結婚に対しての圧があった。(やえこさん)
祖母から「私はアンタの年にはもう結婚してたよ」「女の人は結婚して一人は子供を産まなきゃね」と煽られる。結婚どころか彼氏もいないため、それを周りに伝えると「なんでいないの?」と掘り下げてこられる。(編集部員・ともい)
何かにつけて「さみしいのでは?」とか言われたり「子供は?」とか聞かれたりうざい。(POPOさん)
25歳過ぎたとき、親戚や親から結婚しないことをばかにされた。「結婚してからでもやりたいことはできるのよ!!」と強く言われた。他人に求めてくるのはどうなの?と思う。とやかく言われる筋合いはない!(かどっこさん)
親戚関係からのつっこみは昔あったけど、いまは「仕事で生きてる人」というふうにカテゴライズされてる。楽。(部長・こばなみ)
どうしてみなさん、こうも人を結婚させたがるのでしょう。私の母なんて「結婚は人生の墓場って言葉誰が作ったんだろう、世紀の発見だ」とか時々言ってます。そしてその舌の根が乾かぬうちに、私には「はやくいい人を見つけろ」とか言います…笑。もしかして、既婚の人たちからすると、「独身」でいる人って、自分たちとは違う世界を生きている「ちょっと自分の尺度では解釈できない人」なのかな、と想像しました。だからこそつい不安を感じて「なんで?」と聞いてしまうのでは…!? そういう意味では、こばなみ部長のように、いったん「カテゴライズ」されれば、やいのやいのは、落ち着くと予測できます。そこに行き着くまでが長そうですが…。
結婚について、
実はみんなよく考えてる
今回のすっぴん調査で、「結婚する気がない」とキッパリ答えたのは、全体の12%程でした。つまり「結婚しなくてはならない」という必然性のない、経済的に自立した女子でも、自分の人生の可能性として「結婚」を考えはするということ。「結婚して当たり前」でなくなったからこそ、逆に、みんな「結婚」について「ちゃんと考えざるを得ない」状況に直面しているのかもしれません。ワタクシの未婚の友人が最近つぶやいていたのですが、「選ぶってなると面倒だけど『この人と結婚しなさい』みたいに言われたら『ハイ分かりました』ってできそうな気がする」と言っていて、なんだかそれも頷ける気がしました。「この人だ!」と突き進める千載一遇のチャンスが訪れでもしない限り、色々悩んでしまうのは当然…。現代って、もしかして選択の余地が産まれてしまった「結婚シェイクスピア」世代なのかもしれません。でも、全身デリケートゾーン塊のワタクシが言うのも変かもしれませんが、「一度きりの人生だから、1度くらい結婚してみてもいいんじゃない?」って思っています。と同時に、離婚がイージーに行われて社会全体の意識が「添い遂げる」からほど遠くなってしまうことは悲しいけれど、どうしてもやむを得ない事情があった結果について、「言いにくいこと」「気まずいこと」として、お友達と疎遠になってしまったり、ひとりで抱え込まないで欲しいと願っています。案外、年上の人ほど、「人生色々あるさ」と受け止めてくれたりしますよ! To be or not to be (married)?