[2017.07.08]高円寺す箱で白熱のボードゲームバトルを繰り広げてきました

こんにちは! 女子部JAPAN(・v・)のともいです。
ついに本格的に夏が到来!! …してしまったため、室内外の温度差で汗はぐっしょり、カラダはぐったりとしてきてしまっている方も多いのではないでしょうか?
私はというと、日の出が早くなったのでそれに合わせて目覚めるのもとっても早くなってきました…(下手すると5:30起きです、もうちょっと寝たい!)
そんな、カラダは活発になるけど動くのが億劫になる夏は、『どうせなら外に出るだけ出て、一番暑い時間に屋内にこもってみんなでハッスルしちゃおう!』ということで、高円寺にあるボードゲームスペース「す箱」にて、ボードゲームショップ「すごろくや」のオーナーでもある丸田康司さんご指導の元、総勢16名で白熱バトルを繰り広げてきました!
まずはほぼ全員がボードゲーム初心者ということで、みなさんちょこっと緊張の面持ちでした。
今回は楽しく和やかに遊びつつ、でもちょこっとバトルも意識しつつ、ゲームごとに各テーブルの優勝者をカウントし、優勝回数が多い人は総合優勝というルールを設定!
ちなみにそれぞれのゲームの優勝者は戦利品=おかしがもらえるのですが、戦利品袋としてなんとドイツのボードゲームメーカー「HABA」の可愛いトートバッグが全員にプレゼントされました!!
か、かわいい…!!
ちなみにHABA社のゲームはどれもデザインやイラストが可愛いモノが多いのが特徴です。
バッグの可愛さに、思わずみんなにっこり!! 緊張もほぐれました(笑)
さあ! ここからゲーム開始です!
< 今回遊んだゲームはこちら! >
1. 「ドブル」(アツアツポテト)(Asmodee/フランス)
2. 「カルテット」(普通のトランプでできます!)
3. 「腹ぺこヒナの成長物語」(HABA/ドイツ)
4. 「窓ふき職人」(エルフ/日本)
5. 「そっとおやすみ」(すごろくや/日本)
6. 「ドデリド」(Drei Magier/ドイツ)
7. 「クク21」 (すごろくや/日本)
8. 「マネージャガ」(紙ペンゲーム)
おまけ
「ジャングルスピード」(Asmodee/フランス)
「ベストフレンドS」(すごろくや/日本)
ごちゃ絵の中から同じ物を早探し
1.「ドブル」(アツアツポテト)(Asmodee/フランス)
今回はドブルを「アツアツポテト」というルールで遊びました。
(1)まずはカードを裏面にして手のひらの上に配ります。
(2)全員が壁にくっついて散ります。(この時、丸田さんによる「散れ!」の合図で散ったのがちょっとジワジワきました)
(3)「アツアツポテト!」の掛け声が掛かったらカードを表にして近くの人と勝負!
手はアツがってホクホクさせながら、相手のカードと自分のカードの共通の絵柄を見つけて叫ぶ!
先に叫べた人は、言えなかった相手の手の上に自分のカードを乗せて早抜け!
最後に残った人が負けとなります!
す箱の中を慌てふためきながらバトルして動き回る女子部員たち。写真から必死さが若干ですが伝わります。
みんな負けたくない・最後に残りたくない一心からか、写真左のこばなみ部長のように、自分のカードは体に引きつけて、遠目で向かい合ってる相手のカードを覗き、先に絵柄を見つけて叫んで自分のカードを投げつけるといった場面も……!!
ちなみに部長はさらに後ろに下がりながら遠目で相手のカードを見ていたので、ちょっとせこかったです。
2.「カルテット」(普通のトランプでできます!)
昨年の冬にヒットしたドラマと同名タイトル「カルテット」。その名の通りカードを4枚揃えるゲームです。
こちらのゲームは特別にカードを買う必要がなく、普通のトランプで出来るのでオススメです!
(1)ジョーカー・J・Q・Kを抜いてよーくカードを切り、その中で1枚だけ箱の下に隠します。
(2)カードを配りきります。このゲームは同じ番号のカードが4枚そろったら目の前に出し、1点とカウントします。たくさん揃えて点数が高かった人が勝ちとなります。
そのカードの揃え方ですが、まずはじゃんけんなどで順番を決めます。
そして、同じテーブルのプレイヤーの中から自由に相手を選び、「●(ほしい番号)をください」と言います。
その時に相手がその番号を持っているとそのカードを1枚もらえて、そのままターン続行。別の人にも「●をください」と言うことができ、4枚そろったらそこでターン終了です。
相手がその番号を持っていない場合は「ありません」と言われ、そこでターン終了となります。
このゲームは他のプレイヤーがほしがっているカードの番号を覚えておいて、そのプレイヤーが3枚揃ったところでターンが終了したら、すかさずその番号を「ください!」しまくると確実に点数を手に入れられます!
こちらのいその編集部員がいるテーブルはとても和やかに、平和に「取られた〜!」とキャッキャしていたそうなんですが、私がいたテーブル(部員の美奈さん・こばなみ部長・いわた編集部員と一緒)では、壮絶な超絶セコいバトルが繰り広げられ、最終的には「部長セコすぎる…!」「そこまでして点数ほしいんですか…!」とどよめき、女子部JAPAN(・v・)の仲間割れがおきました。(あくまでゲームなのでご安心を!)
欲求食物を揃えてヒナ鳥を育てる
こちらは先ほど紹介した戦利品用のバッグのメーカー、「HABA」のゲームです!
このゲームはヒナを卵から孵らせ、小鳥へと成長させるほんわかした可愛いゲームとなっています。
(1)カードの下部にある花の色でプレイヤーを分け、花が見えるようにピラミッドをつくります。
(2)卵のカードをひっくり返すと、花が2枚のカードにヒナのエサとなるミミズ・種・きのみ・ハエの4種類のごちそうが書かれており、ごちそうが描かれたサイコロを振って、自分のカードに描かれているごちそうとサイコロで出たごちそうがすべて揃うとヒナを成長させることができます。
これを繰り返していき、早く飛び立てるようにしてあげた人が勝ちとなります。
このゲームはイラストのかわいさもあり、さっきまでセコセコしていた気持ちはどこへやら。やさしい気持ちを取り戻すことができました。
Aテーブルの優勝者、ぐっちーさん! 見事、飛び立たせていました!
窓35種からお題と同じ窓を早探し
こちらは瞬時に空間認識能力を試されるゲームでした!
(1)山札の下からカードをめくって真ん中に出します。
(2)出たカードと同じサイズの窓に自分のコマを置きます。ただし一つの窓につき2人までしか入れません。

手札を揃えてそ知らぬ顔で伏せる
このいやし系パッケージとは裏腹に、一番惑わされたゲームがこれでした……。
ルールは簡単です!
(1)さまざまな帽子を被った子たちのカードをよく切って5枚ずつ配ります。
(2)雑談などをしながら1人ずつ順番に、手札から1枚を選んで次の人に渡していき続け、同じ帽子の子が4枚揃ったら、みんなに気づかれないようにそっと手札を倒し、それに気づいた他のプレイヤーも手札を倒します。最後に気づいた人が負けとなります。
最後の人は不名誉としてこちらのおねむちゃんカードをもらいます。
こちらは最初に説明するためのテスト風景ですが、配り終わって手札をまず確認した段階で…
ともいの手札。モフモフした帽子が2枚。ジョーカーはどの帽子にもなれるので、あと1枚モフモフがくれば4枚揃ったことにして手札をそっと倒すことができます。
一方、丸田さんの手札。ジョーカー3枚って…(絶望)
この場合はいつでも手札をそっと倒せるので、うっかり会話に集中したり、自分の手札からどれを次の人に渡すか悩んでいると、いつのまにか負けています。
おねむちゃんカードをもらった人は、みんなにカードを切って配り、その人からゲームがスタートします。
おねむちゃんを一番持ってない人が勝ちです。
さっきの丸田さんのように最初から揃ってるとカードを倒しやすいのですが、他の人も揃っていると仕掛け合いになるので、かなり人の顔を伺いつつタイミングを読むのが重要になります。
カードが揃った瞬間に顔色が変わり、いつ倒そうかと周りをキョロキョロ見だして、「あきらかにこの人カード揃ったな…」とハラハラさせられたりするのも面白かったです!
ちなみに始める時に「はい」の合図があるといいです!(それがないと手札を整理しているうちに、いつのまにかみんなのカードが倒れていて負けます…)
場札の動物と色構成で瞬時に対応
6. 「ドデリド」
このゲームはこばなみ部長と体験に行った際に、丸田さんが一つ目に紹介してくださったゲームです。
(ルールなど詳しくは こちら)
手札が早くなくなった人が勝ちということで、おそるおそる気をつけながら宣言をする部員さんたち。
私がいたテーブルではおしとやかに、しっとりと「ドデリドッ!」という部員さんたちの姿がとても可愛らしかったです。
(その模様はこちら!)
別テーブルのいわた編集部員たちによる大声で盛り上がっている声が入っているので、静かな戦いや大乱戦などいろんな戦いがあったことがおわかりいただけるかと思います(笑)
運命を感じ取り手札の1枚を交換
こちらのゲームはイラストがとっても魅力的なので、それだけでも欲しくなってしまいます。
ルールを説明するのがちょっと難しいため、こちらをご覧ください…!
手札とはまた別の、「生存カード」とコイン。生存カードの裏面はやってみてのお楽しみ。
手札として1人につき1枚配られるカードには1~21までの数字がカードに書かれており、このゲームは大きい数を狙うのではなく、小さい数を避けるゲームとなっております。
そのため、自分の数字が小さいんじゃないか…と思った時はいざ勝負! 次のプレイヤーに「交換してください」とお願いをします。
しかし、「お断りします」と断られることも!
こちらはドキドキしながら山札からカードを引くこばなみ部長。
周りの女子部員さんたちも、このあと「せーの!」で一斉に手札を出して誰が一番数字が小さいかがわかってしまうため、ニコニコしながらも内心ドキドキです。
こちらは前のラウンドで数字が一番小さかったため、チップを支払っているところです。
手札となるカードには数字だけ書いてある場合と、交換を申し出られたら「汝、滅びよ」と言って申し出たプレイヤーが即死する効能が書かれているカードなどもあり、非常にハラハラドキドキさせられるゲームでした。
また、配られてカードを確認する段階で、やたらじっくりと手札を見ている人は大体なにかしらの効能が書いてある場合が多いため、その両隣にいる人だけではなくみんなで「これ、絶対なんかあるじゃーん!!」「怖い怖い!」などと騒いでしまう場面も!
「交換してください」とお願いするときのドキドキ感も含めて楽しいですよ!
8. 「マネージャガ」(紙ペンゲーム)
本当は「クク21」で終わる予定でしたが、この時点で同立1位の部員さんが2名いたので、誰が同立なのかは伏せたまま、全員参加で紙とボールペンさえあればすぐに出来る「紙ペンゲーム」で優勝を決めることに!
スモール出版から発売されている、身近な物で遊べる小粋なゲーム集「大人が楽しい 紙ペンゲーム30選」にも掲載されている「マネージャガ」をやることになりました。
「マネージャガ」は1〜100までの間で好きな数字を紙に書き、自分の数字の後ろ10までの間の数字を書いている人が誰もいなかったらゲーム終了!
できるだけ大きい数字で得点が欲しいけど、そのためにはカウントを続けなければならないので、自分の得点は多めに欲しいけどちょっと妥協が必要なゲームとなっております。
たとえば、A〜Dさんがいたとして、1〜10はセーフなので、11以降の数字を書きます。そのときに、
Aさん(書いた数字:11) 11,12,13,14
Bさん(書いた数字:15) 15,16,17,18,19,20,21,22
Cさん(書いた数字:23) 23,24,25,26,27,28,29,30,31,32,33
…と続いてきましたが
Dさんが書いた数字が40だとすると、間の数字を書いている人は誰もいないので、Dさんは得点ゼロ!
他のプレイヤーは書いた数字と同じ得点が入ります。
これは続くのかどうか、私が慎重に数えているところの写真ですね。(顔には緊張感がありませんが、内心はドキドキしています)
紙とペンだけでもこんなにドキドキしながらゲームができるのかとびっくりしました!
そして優勝者が決まりました!
第一回 女子部JAPAN(・v・)ボードゲーム会の優勝者はリンちゃんさんでした! おめでとうございます〜!!!
優勝商品と共に、こちらの特製缶バッジをプレゼント! 「ドデリド」のカードがプリントされております♪
最後は女子部恒例の集合写真!
今回はほぼ全員がボードゲームは初めてだったにもかかわらず、すぐにルールを理解して楽しみ方や面白さを発見されていたのがとっても印象的でした!
しかもよくよく考えると部員さんたちは初対面同士!!
それでもこんなに盛り上がれちゃうなんて…ボードゲームおそるべし…!
イベントが終わったばかりなのに「来月やりましょうよ!」なんて言ってくださる部員さんたちもいらっしゃって、好評で嬉しい限りでした!
またぜひ開催したいと思っておりますので、その際はまたぜひご参加を!
女子部員のみなさま、お集まり頂きありがとうございましたー!!!
そして丸田さん、ありがとうございました!!
ボードゲームスペース「す箱」
〒166-0002
東京都杉並区高円寺北2-18-7 千恵ビル402
03-5327-4568 (すごろくや)
ボードゲーム専門店「すごろくや」
〒166-0002
東京都杉並区高円寺北2-3-8 日光ビル2F
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おまけ。
気づけば当初の予定時間を大幅にオーバーしてしまいましたが、部員のみなさんはニッコニコで楽しんでくださいました…ありがとうございました!
そしてイベントでは出来なかったゲームを、丸田さんの説明を受けながらちょこっとだけやらせていただきました!
これがまたモノが可愛い…なにこの木…握りやす〜い…接しやす〜い…
丸田さんが取るスピードが速すぎて、思わず何度も取ってみてもらいました。
風切る音がすごくて、ゲームそっちのけで注目してしまいました…。
こちらはゲームで使用するピクセルスレートとペン!
スレートに書き込み、ペン上部の磁石で消せるという仕組みになっており、「電話番をするときのメモにいいな…」と欲しくなってしまいました。
スレートとペンだけでの販売もしているようなのでぜひ!
試しにやってみようということで、こばなみ部長が引いたカードに書いてあった「こばなみ部長が付き合う相手にふさわしい職業」(?)を考えてみることに。
思わずニヤつくこばなみ部長。照れていてかわいいです。
ちなみに石油王と答えた人が2名いましたが、違いました。
他には俳優、ミュージシャンなども出ましたが、どうやらどれも本当は嫌だそうです。
このゲームはお互いをよく知っている友達同士でやるとまた盛り上がりそうな気が!
社員旅行用に買っておこうかなと思いました…(来年、社員旅行がありますように!)
お盆やお正月の帰省用に「そっとおやすみ」「ドデリド」「窓拭き職人」を買って親族で楽しむのもいいですね!
とにかく、イベントの時間だけでは収まりきらないくらいボードゲームは種類と魅力がたくさんあり、このまま合宿でもして一日中遊び続けたいくらい楽しめちゃいますので、この夏はみなさんも涼しい部屋で白熱してみてはいかがでしょうか?