[2016.2.11]しゃべって、笑って、飲みまくった3時間半!! 酒豪女子多めの「浅草SAKE女子会」を楽しんできた

こんにちは! 利き酒師・のんべえ女子部員のはしむらです。
2月14日はバレンタインデーでしたが、みなさん、チョコ食べましたか?
のみすけ女子部では、バレンタイン企画のイベント「浅草SAKE女子会」で一足先に、バレンタイン気分を味わってきました。
バレンタイン気分っていっても、のみすけ達にとってはチョコを食べることではありません。甘いチョコのように、大好きな日本酒を飲んで酔っ払う女子会です。
場所は、日本酒専門店「KURAND SAKE MARKET(クランドサケマーケット)」浅草店。定員60名の会場に、昼の12時すぎから日本酒好きの女子たちが続々集まり、ほぼ満席となりました。
KURANDさんは、100種類の日本酒を時間無制限で飲み比べできるという、酒好きならば一度は行きたいお店です。
今回のイベント、KURANDさんと一緒に主催するのは、SHU For Ladiesさん。日本酒業界を盛り上げるため女性を中心としたお酒のイベントを開いている団体です。代表の内野さんも日本酒好きの素敵女子でした。
女子部では、これまでの女子会経験を活かして、女子同士が仲良くなれるようお手伝いをしに行ってきました。(そしてKURANDの冷蔵庫にぎっしり詰まったお酒をいただくために!)
女子の熱気ムンムンの会場の中、イベントスタート。司会を務めるのは日本酒好きのモデル・タレントの西村まおさん。週5回は飲むという酒豪女子です。
本日、呼ばれた蔵元さんたち。黒4点というのでしょうか。今日は、今しか飲めない貴重なお酒も蔵から持ってきてくれました。
新潟県からは宝山酒造の若松さん。
都内ではKURANDさんしか扱っていないそうです。
すっきり系で万能にいける純米酒とアルコール度数19度の生酒を持参。
「女子だけのイベントは初めてで緊張します…」
と言うのは、埼玉県の寒梅酒造、杜氏の鈴木さん。
酒武蔵という埼玉県のお米でつくったお酒と味のしっかりした純米原酒を持参。
岩手県からは、菊の司酒造16代目の平井さん。
24歳という若さの蔵元杜氏さん。
美山錦をつかったフルーティな純米吟醸「菊の司」と自分でつくった純米酒「平井六右衛門」を持参。こばなみ部長いわく「サバンナの高橋」似!
遅れて登場した、群馬県の近藤酒造の近藤さん。赤城山のふもとにある酒造さんです。
辛口タイプの純米吟醸「赤城山」と「純米スパークリング」を持参。
スパークリングは乾杯用にもってこい!
乾杯で盛り上がるなか、いよいよ女子部の出番です。
酒飲み女子会ならば、やはり「泥酔トーク」だろうと、準備したのは「本当にあった酔っぱらい女の怖い話」。
こばなみ部長がお立ち台で、酔っ払い女の怖い話を読み上げていきます。
すべて身近で本当にあった出来事です。恐ろしいです。
「酔っ払うと電話をかけるか、出ないとメールを連発しまくる女子」
「翌日青あざだらけな女子(ストッキングがビリビリなことも)」
「あ〜〜〜」というなんとも言えない声が会場に響きます。あるある。あるある。
「女子の胸(巨乳限定)を触りたがる、もしくは触らせようとする女子」
こちらも、けっこう手があがっていました。いますいます。巨乳のみなさん気をつけて!(村上副部長も気をつけて!)
「帰宅した後、シメに「ペヤング」や「どん兵衛」を食べちゃう女子(しかも覚えてない…)」
そうそう。朝に、プラスチックの殻を見つけたときの絶望感。
「新宿2丁目のママの話を聞いて泣き出す女子」
これ、私なんですが、同じママのところに3回行って3回とも泣きました。でもどんな話だったか覚えてないという……(たぶん、同じ話)。
事前に会場の参加者の方々にもアンケートをとって、素敵な泥酔エピソードを提供してくれた方にはプレゼントも用意!
会場からは、こんな泥酔話が……。
投稿ネーム:さとみさん
「クリスマスに男友だちの胸でもどしました」
彼氏・彼女いない同士で集まって飲みすぎ、自分を好きでいてくれた男子がビニールを用意してくれたのに……外してしまったようです。その後、その彼から告白されるもお断りしたそうです。彼がキャッチしていればねー。
投稿ネーム:まるたんさん
「誕生日パーティで飲み過ぎて、みんなで部屋で過ごしているときに、勢い余って、便座を割ってしまった」
便座だけでなく、便座カバーも割れたそうです。そしてすべてを覚えていないというまるたんさん。いやいや、覚えてないのが1番ですよね。
そして栄えある大賞は……
投稿ネーム:美味しいもの好きさん
「渋谷から日光まで乗り過ごした」
しかも、乗り換えもきっちりしていたそうです。きっと潜在意識で動いていたんですね。「それが最長」とおっしゃっていましたが、かなりの常習犯とみました。
そういえば、私も東京から大磯ロングビーチまで酔っ払って乗り過ごしました。なぜかリゾート地。
ちなみに便器を割ってしまった方は、その後も、「あ!便器の人!」とみんなに親しまれていました。やっぱり失敗談を語りあうって急に仲良くなれますよね。
今後も、やっちまったオモシロ経験は、大事なネタとしてストックしておいて、次回また教えてくださいね!
あと、司会の西村さんは「工事現場の溝にはまって出られなくなった」そうです。気をつけてー!
さてさて、バレンタイ企画のイベントということで、「日本酒と酒に合うアテで男心をゲット」というサブタイトルどおり、おつまみも作りました。
フードを担当するのは、フードドリンクユニット「Uchila」。イベントでのケータリングや料理教室の開催、1日限定のお店を開いたりといった活動をしている女子コンビ。
男子の心をつかむのは、やっぱり胃袋からなんでしょうか。
飲み始めると、山のごとく動かず飲み続ける私にとって、パパッと動いて、ちょこちょこっとつまみをつくって、「分かってるね!」「気がきくね!」なんて見直されたい……。
今回のテーマは、「ボートおつまみを作ろう!」
アボカド、パプリカなどの野菜を半分に切って、ボード上にします。そこに、日本酒にあいそうな、コンビーフ、海苔、豆、チーズ、パスタ、ラー油、パセリ、オリーブ……などなど20種類を用意して、乗っけて食べるというもの。
パプリカのカラフルな色あいも女子っぽいし、ちょっと渋いアテもこれなら急におしゃれに見える!
自分でつくったオリジナルのおつまみを、イケメン蔵元へ「アーン♪」という甘いシーンも。おぉ、これができたら、モテるのか!
その後は、イケメン蔵元の4人と和歌山県出身の日本酒大好きっこさんによるバレンタイントークタイムへ。YES/NOカードを持って、バレンタインや日本酒にちなんだ質問に答えてもらう形式のトークで、盛り上がりました。
お話を聞きながら、KURANDさんのお酒をいただいてほろ酔いいい気分。ここで止めたら泥酔にならないんですけどね〜。
それにしても、100種類以上の日本酒が飲み放題なんて、泥酔する人がでるのではないか!とちょっと心配していました。3時間半、誰ひとりとして座り込んだり、暴れたり、泣き出したり、トイレからでてこなかったり、なんてことはありませんでした。
すいすいとお酒を飲み、蔵元さんとお話したり、同じテーブルの女子同士盛り上がったり。酒豪女子だけが集まったのでしょうか。
それにしても普段どんなところで飲んでいるのか、好きな酒場情報だったり、よかったお酒のイベントの話だったり、お酒好き同士の会話ってつきないですね。
女子部の会員さんで、岐阜県から来てくれた方もいらっしゃいました!
あっというまの3時間半。参加者のみなさんからは「KURANDは初めてだったけど、いろんなお酒を飲めて楽しかった」という声や「家でこのおつまみ真似したい」という声も。「イベントが終わった後も初めて会った人同士、2次会やったよ」という人も。
酒好きは、みな友だち。初めて会ったと思えないほど、盛り上がりました。飲んで、しゃべって、笑うのは、ストレスにもいいですよね。酒好き女子のみなさん、また集まって飲みましょう〜!
橋村望/フリーライター・デザイナー。
イベント系の記事などWeb媒体を中心に書いています。
お化け屋敷、ゾンビ好き。日本酒愛飲家。
SSI認定利き酒師・焼酎利き酒師。美味しい酒肴に出会えると幸せです。
Twitter:@KIKIZAKEJP