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【担当者にトツゲキ】顔のたるみも女性ホルモン減のせい!? 大塚製薬の西山さんに聞いてみたところ、みんなが大豆イソフラボンの恩恵を受けられないことも発覚!

女性の身体はライフステージによって女性ホルモンの状態が変化し、心身に影響を及ぼします。前回に引き続き、大塚製薬の西山さんに、女性にとって不安な更年期やその対処方法についてお伺いしました。

 

働き盛りにガクッと体調が落ち込まないためにも、女性ホルモンと上手に付き合っていきましょう。

 

(テキスト:女子部JAPAN(・v・)ちょびこ/イラスト:北野彩)

 

女性ホルモンの減少は、顔のたるみも加速させる!?

西山さん:女性の健康と女性ホルモンは切っても切れない関係にあります。特に閉経前後、女性はエストロゲンの減少により、さまざまな更年期症状に悩まされるようになります。

 

ほてり、発汗、不眠、イライラ、生殖器の萎縮、乾燥などでおこる不快感や痛みのほか、肩こりや頭痛、腰痛も更年期の症状で、その数200~300種と言われています。

 

こばなみ:ひぇ〜、そんなにたくさん!

 

 

西山さん:症状が落ち着いてくると次に起こる可能性として、動脈硬化や骨粗鬆症が挙げられます。みなさんもよくご存じの骨粗鬆症は全身の骨で起こるので、顔の骨も例外ではありません。顔面の骨密度、例えば目の周りの骨(眼窩:がんか)が萎縮すると目が落ちくぼんで見えたり、土台である骨が萎縮してくるのでたるみや全体的にぼんやりとした顔になったり、美容面にも関係してくるんです。

 

たけだ:えー! 顔のたるみは骨にも関係あるんですね! 更年期症状はたくさんあって、感じている不調が更年期のせいなのかどうか、どうすれば分かるんでしょう?
西山さん:やはり、気軽に何でも相談できる、かかりつけ医を持つことです。フランスでは、娘が初潮を迎えたら自分が診てもらっている、かかりつけ婦人科医に連れていくのがスタンダード。日本人はまだまだ婦人科に抵抗がある人も多いと思いますが、自分の健康を守るためは欠かせません。

 

こばなみ:どうやったらいい先生を見つけられるんでしょう? 西山さんはどうされました?

 

 

西山さん:私もいくつか行ってみて、自分に合う病院を見極めていきました。NPO法人のメノポーズ協会では、毎週火曜と木曜日に電話相談を行っていて、専任のスタッフが女性特有のお悩みについて相談を受け付けています。こちらで信頼のおける先生を紹介してもらうのもおすすめですよ。あとは、病院やクリニックのHPを見て、更年期やPMSのケアをやっているかどうかを確認するのも大切です。

 

女性のお悩みに有効な成分のエクオールは、日本人は2人に1人しか作れない!?

こばなみ:かかりつけ医を持つ以外で、ふだんの生活でできることってあるんでしょうか?

 

 

西山さん:更年期症状やPMSなど、女性特有の症状に有効であると注目されている「エクオール」という成分があるんです。エクオールは、女性ホルモンのひとつであるエストロゲンに似た作用があり、大豆イソフラボンが腸内細菌で代謝されることによって体内で作り出されます。

 

たけだ:では、大豆イソフラボンを含む大豆製品を摂取することが大事なんですね。

 

 

西山さん:ところが残念ながら、大豆製品を食べたからと言って、エクオールをみんなが作れるわけではありません。エクオールを作る腸内細菌を持っている人の割合は日本人だと2人に1人、約50%だと言われています。欧米諸国では約30%とさらに低い数字になっていて、日本でも最近の若い女性は20%くらいしか作れる人がいないという驚きの結果に。

 

こばなみ:日本人はまだ多い方なんですね!でも、同じ日本人なのに若い子たちは作れる人の割合が減ってきているのは何か理由があるんですか?

 

 

西山さん:一説では食生活の欧米化が原因ではと言われています。エクオールを作る腸内細菌は、幼少期の食生活に関係するとも言われていて、大人になってから腸内細菌が作られる可能性は低いんです。エクオールを作る腸内細菌がない人は、いくら大豆製品を食べたとしても、女性ホルモン様作用の恩恵は残念ながらあやかれません。

 

ともい:自分がエクオールを作れるかどうか、気になります…。

 

 

西山さん:ヘルスケアシステムズ社の「ソイチェック」で調べることができますよ。尿を採って郵送するだけで、簡単にご自分のエクオール値がわかります。

 

たけだ:早速調べてみます! でも、作れないって分かったらショックかも~。

 

 

お肌のシワの広がりも抑える!? 知っておきたいエクオールの効果

西山さん:最近の研究で、エクオールは大豆イソフラボンよりもより女性ホルモンに似た作用を示すことがわかっています。1日10㎎のエクオールでホットフラッシュの回数の低下や首や肩のこりの程度の改善が認められています。

 

たけだ:40代を過ぎると女性ホルモンは急激に減ると聞いたのですが、エクオールが補ってくれるわけですね!

 

 

西山さん:その他、骨密度の低下の抑制や糖・脂質代謝や血管機能に対する効果も認められています。特に女性に嬉しいのが、肌に対する効果で、シワの面積の広がりを抑えたというデータがあり、いずれも大塚製薬が医薬品並みの試験を行った結果となっています。

 

こばなみ:女子にとっては嬉しいニュースですね!まさか顔のたるみやシワが、女性ホルモンの減少と関わりがあるだなんて本当に驚きでした。コスメだけではケアしにくいお悩みには、エクオールが強い味方になってくれそうですね。

 

信頼できるかかりつけ医を持ち、ゆらぎ期を乗り切ろう!

女性ホルモンが妊娠、出産だけではなく、体のさまざまな不調、骨粗鬆症、生活習慣病など健康リスクにも深く関わっていることは看過できない事実。骨粗鬆症というとまだまだ先のことだとあまりピンときませんが、顔のたるみに関係するのはドキリとさせられました。

 

年齢とともに女性ホルモンの減少は避けて通れないことですが、身体を健康に保ち、ベストパフォーマンスを出すために、今からケアをすることは重要です。自分自身の体を守るためにも、かかりつけの婦人科を見つけることも大切。婦人科検診もしっかり行こうと意識改革になりました。

 

 

【今回トツゲキした担当者】

大塚製薬株式会社

女性の健康促進プロジェクト リーダー 西山和枝さん

大塚製薬株式会社 ニュートラシューティカルズ事業部

女性の健康推進プロジェクト リーダー

女性の健康とWLB推進員(NPO法人女性の健康とメノポーズ協会認定)薬剤師

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