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【教えてセンセイ!】婦人科形成クリニックの医院長、なおえ先生に聞きました!(2)デリケートゾーンのカタチも悩みも、歳とともに変化する!?

体型が変わってきたり、肌がたるんでくるのと同じように、実はデリケートゾーンにも年齢による衰えがある!?  今回はデリケートゾーンのエイジングに注目! アラフォー女子はどんな悩みを抱えていて、その悩みにはどんな対策があるの? 婦人科形成の「なおえビューティークリニック」医院長、喜田直江先生に伺いました。

 

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【教えてセンセイ!】婦人科形成クリニックの医院長、なおえ先生に聞きました! 悩んでいる女子って実は多いかも!? 理想のデリケートゾーンってありますか?

(テキスト:女子部JAPAN(・v・)あり/イラスト:北野彩)

 

加齢や出産などが原因で、
デリケートゾーンのカタチも変化する!?

あり:私自身、40代を迎える前後あたりから、密かにデリケートゾーンの違和感を感じていたのですが…。デリケートゾーンのカタチって、歳とともに変わっていくものなんですか?

 

こばなみ:あっ、それわかります! 私もなんとなく感じていたかも…。

 

 

なおえ先生:デリケートゾーンのカタチは変化していきますよ。やはり歳を重ねると、顔などのたるみと同じように、皮膚がだんだんとたるんで下がってきてしまうんです。

 

 

あり:えー、ショックです!! でもたしかに、何となく重力に逆らえず、デリケートゾーンもたるんでいるような感覚があります。改善方法ってないんですか?

 

 

なおえ先生:うちのクリニックでは、超音波を当ててたるみを改善する治療ができます。

 

 

たけだ:ほかにも、年齢とともに出てくる悩みはありますか?

 

 

なおえ先生:膣の緩みでクリニックに来られる方もいます。パートナーだけでなく自分も夜の生活に満足できないとお悩みの方も多いですね。

 

 

あり:それが原因で、パートナーとの関係がうまくいかなくなってしまうこともあるんですかね…。そもそも、どうして緩んでしまうんですか?

 

 

なおえ先生:出産や加齢が主な原因ですね。膣の筋肉の緩みには、いわゆる骨盤底筋を鍛える『ケーゲル体操』などのトレーニングが有効です。

 

 

たけだ:膣の筋肉の緩みって、尿もれにも関係していますか?

 

 

なおえ先生:関係がありますね。尿道を締める筋肉が緩んでしまうと、尿もれが起きやすくなってしまいます。クリニックでは、座っているだけで骨盤底筋が鍛えられる機械を使って鍛えることもできますよ。

 

こばなみ:座っているだけで鍛えられるなら、いいかも!

 

 

なおえ先生:1週間に1回のペースで通ってもらうのですが、1回は20分ほど。わりと手軽にできますよ。ただし、膣の中の広がりは骨盤底筋を鍛えても効果がなく、超音波や手術で小さくするしか方法はないんです。

 

座るだけの骨盤底筋を鍛えるマシーン。痛みもなく、下半身に程よい刺激がきます。

 

たけだ:膣が緩んでしまうことで、ほかにも女性にとって困ることはありますか?

 

 

なおえ先生:お風呂でお湯が入ってしまって、お風呂上がりで下着を履いたときにお湯が出てきてしまうとか、空気が入って音が出てしまうという人もいますね。イスに座るときに音が出てしまったり、ヨガをしているときに音がなってしまって困る、という人もいらっしゃいましたよ。

 

たけだ:それって、ケーゲル体操などで改善できるものなのですか?

 

 

なおえ先生:このような膣の緩みには、超音波を当てる治療で効果が期待できます。一度行うと、1年から1年半ほど効果が続きますよ。少しピリピリする痛みがありますが、我慢できないほどではないです。

 

こばなみ:超音波、すごく気になります!!

 

 

膣内に入れて超音波を当てる治療は、膣の緩みなどに効果が期待できます。

 

乾燥や痛み、萎縮など、
誰にも言えない更年期特有の悩みも多い!?

たけだ:更年期の女性が抱える、デリケートゾーンの悩みはありますか?

 

 

あり:個人的には、潤いが気になります。だんだん潤いがなくなると聞いたので…。

 

 

なおえ先生:潤いを改善させるには、レーザーの治療が有効なんです。これは、メンテナンスとして、定期的に行ってもらう必要があります。

 

 

あり:潤いがないと、性交渉のときに痛かったりして、積極的にしたくなくなってしまいそうですよね…。

 

 

なおえ先生:そうですね、性交渉のときの痛みで来院する人はけっこういますよ。あとは、更年期になると、膣が萎縮して固くなってしまう人がいるんですね。その場合は、前述のレーザーの他、専用のオイルを使ってマッサージをして膣内を柔らかくします。

 

たけだ:自分の膣が萎縮しているかどうかって、どうやってわかるんですか?

 

 

なおえ先生:それも、性交渉のときの痛みですね。何十年も性交渉がなくて、久々にパートナーが見つかったときに、いざ性交渉をすると痛みが出てしまうんです。定期的に性交渉をしておかないと、40代50代の女性は膣が萎縮してしまいます。また、子宮頸がんなどの検査でも痛みが出てしまうことも。ただ、性交渉をする必要がなければ、治療をする必要はないと思います。

 

デリケートゾーンの悩みを改善することで、
カラダにもココロにも変化がある!?

あり:患者さんから、クリニックに通いはじめて気持ちの面で変化があったという声は聞きますか?

 

なおえ先生:そうですね、パートナーとの関係がよくなったという声は多いですね。また、デリケートゾーンをケアすることで、自分に自信が持てるようになったという人も。ケアをはじめて、外見もどんどんキレイになっていく方もいますよ!

(※デリケートゾーンのケアの方法は前回のコチラの記事をチェック!)

 

こばなみ:自分に自信が持てるというのは、わかる気がします! デリケートゾーンをちゃんとケアしている人が、なんだか素敵に思えてきました! 私も見習いたい!

 

 

あり:でも、来院するのに少し勇気が必要な気がします…。

 

 

なおえ先生:そうですね。こういう悩みは誰にも相談できず、長年悩んでいる人は多いですね。「かなり勇気を出して来ました」という方もいます。うちのクリニックは完全予約制で、ほかの患者さんと顔を合わせることはないので、プライバシーはしっかり守られていますので安心してください。

 

あり:それを聞くと、初めての来院も安心ですね。最近、店頭でもデリケートゾーン専用のケア商品が目につくようになって手に取りやすくなったし、少しずつオープンになってきている気がします。

 

なおえ先生:本当に少しずつですが、認知されてきていると思います。恥ずかしいことではなく、必要に応じてケアをする大切さを知っていただけると嬉しいです。

 

 

セルフケアでデリケートゾーンと向き合おう
解決できない悩みは専門家に相談も。

デリケートゾーンの悩みは、20〜30代の頃とはまた違った、アラフォー特有の問題も出てくるようです。見た目の問題以外にも、日常生活の中で困ってしまうことだったり、パートナーとの性生活でのことだったりと、さまざまな悩みがあるようですね。でも、デリケートゾーンのことは友達同士で話しにくい雰囲気もあり、一人で長年悩みを抱えている人も多いのかもしれません。

 

でも、一歩踏み出してみることで、長年の悩みが解決したり、自分に自信が持てたり、パートナーとの関係もうまくいくこともあります。まずは、デリケートゾーンのセルフケアをしてみることからはじめてみましょう。その上で、自分自身では解決できない問題があれば、婦人科形成のクリニックなどに相談してみるのもいいかもしれませんね。

 

<教えてくれたセンセイ>

なおえビューティークリニック

喜田直江先生

京都府立医科大学卒業後、産婦人科医として多数の分娩・手術症例を経験。その後、形成外科医として、形成外科の基本から縫合の技術まで幅広く習得。また、大手美容外科にて美容外科・美容皮膚科全般を習得。とくに婦人科系の美容手術は、日本でも有数の症例数を誇る。平成23年10月、東京銀座でなおえビューティークリニックを開院。プライバシーに配慮した女性専用のクリニックで、多くの女性のお悩みに応える。

 

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