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【おしえてセンセイ!】Pay Pay Pay!コード決済の波がやってくる!? そもそもPayってなに?

こんにちは。女子部JAPAN(・v・)のおぜきです。

最近テレビのCMなどで、LINE Payや楽天ペイ、PayPayなどのコード決済サービスについて、よく目にしますよね。なんとなく流行ってきているのは分かるけれど、どう使えばいいのか、一体何が便利なのか分からない!とモヤモヤしている女子も多いのではないでしょうか。

今回は日本のキャッシュレス化の波に乗るべく、デジタルライターの綿谷禎子さんに、QRコードなどを使った決済サービスをはじめ、スマホでの決済をおトクに使うための情報をあれこれ伺ってきました!

 

(テキスト:女子部JAPAN(・v・) おぜき/イラスト:女子部JAPAN(・v・)ともい)

 

Q:ここ数年でキャッシュレス化がすごく進んでいるように感じますが、どうしてですか?

A:実は日本のキャッシュレス化は、とても遅れているんです。例えば、韓国のキャッシュレス比率は、95%超。中国でも60〜80%と言われていますが、日本は20%ほど*。

2020年には東京でオリンピック・パラリンピックが開催されますよね。日本としては、キャッシュレス決済環境を諸外国並みに整えておく必要があります。そのほか飲食店やコンビニなどの人出不足に対する対策としても、キャッシュレス化が推進されています。決済データの活用などの要因もあり、キャッシュレスサービスを提供する企業も多くのユーザーを獲得しようと力を注いでいるんです。実際、現金払い禁止の飲食店や無人コンビニなど、キャッシュレス対応のお店が増えてきています。

 

*2016年:経済産業省「諸外国におけるキャッシュレス決済の現状」より

 

Q:スマホをかざして支払うおサイフケータイと、QRコードやバーコードを読み取って支払うコード決済は、どう違うの?

A:スマホをかざして決済する通信技術として、日本では主にFelicaが使われています。Suicaやnanaco、iDやQUICPayなどが利用できる技術ですね。これはおサイフケータイとも呼ばれています。Apple PayやGoogle Payも国内ではFeliCaを使っていますが、国際標準ではNFCと呼ばれる別の技術が使われています。利用するには、おサイフケータイやFeliCa対応のスマホが必要で、海外でApple Payを利用するにはNFC対応のスマホが必要となります。

一方、QRコードやバーコードで支払うコード決済は、アプリで支払うタイプなので、iPhoneやAndroidケータイなどの種別にこだわらず、基本どのスマホでも利用可能。自分のアプリに表示したQRコードやバーコードを店側に読み取ってもらったり、逆にお店が提示するQRコードを自分のスマホで読み込むことで、支払うことができます。

 

Q:日本で利用できるQRコード決済のサービスは何種類くらいある?

A:大手IT系のLINE Payや楽天ペイ、PayPay、d払い、あとはITベンチャー系のOrigami Payなどは、みなさん耳にしたことがあるのでは? でも、実は物販イベントに特化したPixiv PAYや、銀行系のサービスなどもあり、今後、au PAYやコンビニのファミペイなども登場します。このような様々なサービスの規格統一のために、経済産業省が「キャッシュレス推進協議会」というものを立ち上げていて、その参加企業は2018年12月末の時点で約250社にもなります。

今は実証実験なども含めて、エリア単位や商店街単位でサービスが広がっているので、私たちユーザーがこの場所ではコレ、あの場所ではコレといったように、使い分けていくことで、キャッシュレス化が進んでいくと思います。

左上から、LINE、Rakuten Pay、PayPay。

左下から、d払い、Origami Pay、Pixiv Pay。

 

Q:QRコード決済サービスは、おトクなんですか?

A:今は、ユーザー獲得のためにキャンペーンをしているところが多いです。登録しただけで500円分プレゼントされたり、おトクにポイントが加算されたり。2018年末にはPayPayの“100億円あげちゃう”キャンペーンもありましたよね。まだまだおトクなキャンペーンは行われるので、これからはじめる方にとっても良いと思います。

 

Q:セキュリティ面が心配なのですが、情報が流出するリスクは大丈夫でしょうか?

A:確かにクレジットカードなどの不正利用と同じように、100%安心とはいきません。でも各サービスそれぞれ対策を行っています。仮に不正利用の疑いがある場合は、きちんと確認がとれればスマホ決済を提供している企業側やクレジットカード会社などが補償してくれます。

 

Q:スマホを紛失してしまった場合、お金をどんどん使われてしまうのではと心配ですが?

A:スマホを紛失したら、焦らずまずはキャリアに連絡してスマホ自体を使用停止にしましょう。iPhoneなら、「iPhoneを探す」設定になっていれば、パソコンから遠隔操作で止めることができますよね。そうすれば全ての機能が使えなくなるので、誰かにスマホ決済を無断で使われる心配もありません。それに今のスマホは指紋や顔などの生体認証が付いているので、それらを設定しておけば、まず悪用されることはないでしょう。

事前にチャージしておくタイプのプラスチックカードのSuicaやnanacoなどを紛失したら、使われてしまう可能性が高いです(残高を補償されるケースもあります)。だから通信できて、使用停止にできるスマホの方がある意味安心かもしれません(笑)。

 

iPhoneをロックする方法はコチラ

Androidスマートフォンをロックする方法はコチラ

 

Q:今注目のQRコード決済サービスはありますか?

A: 普段利用するお店が加盟しているものや、キャンペーンをしているところからはじめるのがいいでしょう。よく行くドラッグストアやコンビニがある人は、どのサービスと提携しているのかチェックしてみてください。

PayPayは、“100億円あげちゃう”キャンペーンをきっかけに利用しはじめたという方も少なくないですよね。

あとは、LINE Payも私はよく利用しています。LINEの友だちとの割り勘機能や送金機能のほかに、外貨両替サービスがあったりと、機能が豊富。使用金額によってポイント還元率がアップしたり、期間限定でおトクなキャンペーンもあります。すでにLINEを使っている方は、アプリのダウンロードも不要なので、はじめやすいと思いますよ。

 

Q:どのお店がどのスマホ決済に対応しているのか、確認するには?

A:アプリに利用可能店舗が一覧になっていたり、地図上で検索できたりしますよ。あとは、お店のドア部分に利用可能サービスのステッカーが貼っていたり、レジ横に使えるサービスの表示があったりするので、確認してみてください。利用できる店舗もどんどん増えているので、まめにチェックしてみるといいですね。

対応ストアが地図上で検索できる「PayPay」(左)と「Origami Pay」(右)。

 

Q:スマホ決済を使う際の注意点などはありますか?

A:スマホ決済は、現金払いに比べるとお金を使っている感覚が薄れがち。無駄づかいには注意しましょう。

 

気になる方は、利用履歴をまめにチェックしたり、おサイフケータイなどでオートチャージできるものは、自分で都度チャージする方法に変更するなどして、使いすぎを防いでくださいね。

またチャージしたお金を銀行口座に戻したり、現金化できるサービスはまだまだ少ないです。使い切れる金額を定期的にチャージする方法をおすすめします。

 

まずは、苦手意識をもたず、お試しのつもりで利用してみるといいと思います。キャンペーンを上手く活用したり、ポイントカードなどと一緒に利用することで、おトクにお買い物することも可能です。ぜひ一度チャレンジしてみてくださいね。

 

 

コード決済にチャレンジしてみよう!

スマホひとつあればお買い物(支払い)ができる、便利なスマホ決済。最近は、ポイントカードも電子化されているので、スマホさえあれば、流行りのミニ財布すら必要なくなるのかも!?  まずは、その第一歩として、ぜひ私もコード決済デビューしてみようと思います。

 

【教えてくれたセンセイ】

デジタルライター 綿谷禎子さん

ライター、「All About」ガイド。情報誌の編集部から編集プロダクションを経てフリーランスのライターに。現在は小学館発行のビジネス情報誌「DIME」を中心に、企業のオウンドメディアや情報サイトなどで幅広く執筆。生活情報サイト「All About」のガイドも務める。自称、キャッシュレスクイーン。スマホ決済や電子マネー、クレジットカード、ポイント、通信費節約などのジャンルのほか、趣味の文具や手帳の記事も手掛ける。

 

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